『禁じられた遊び』橋本環奈と重岡大毅が明かす、ホラー映画の舞台裏「現場は本当に明るかった」
「大人になればなるほど、人間の方が怖い」(重岡)
――正垣湊都さん演じる直人の息子、春翔くんの存在も撮影現場をさらに和やかにしてくれたのではないでしょうか。
重岡「正垣くんはルービックキューブが上手で、やり方を教えてもらったりしていました」
橋本「めちゃくちゃ大人っぽくてしっかりしていて。賢い子ですよね」
重岡「しりとりやっていた時に、俺は30歳だからどうしても勝ってしまうんですけど、『だてに俺の3倍生きてない』って言うんですよ!」
橋本「(笑)そんなこと言うんだ。お芝居もすごく上手で。何度同じシーンを撮影していても毎回同じようにセリフが言えるんです」
重岡「すっご!」
橋本「こっちは集中力切れてしまうこともあるのに、毎回完璧」
重岡「監督も『彼は特別だ』っておっしゃってましたし、ほんまにすごいんやと思います」
――劇中には霊能力者も登場しますが、お二人は霊感のようなものはありますか?
橋本・重岡「まったくないです!」
重岡「揃った(笑)」
橋本「まったくないですね」
重岡「僕は霊が出てきたら、殴り飛ばそうって思ってます」
橋本「私は共存しようと思っています。いるとは思うけれど、こちらが害を与えなければ、あちらもなにもしてこないと思うので」
重岡「俺も子どもの頃はいるとは思ってました。夜中にトイレに行く時には『おんのわかってんで!』って叫んでたし」
橋本「かわいい(笑)」
重岡「ほんま、人間の方が怖いよな。大人になればなるほど」
橋本「本当にそう!霊より現実の方が怖いですね(笑)」
取材・文/タナカシノブ
作品情報へ