『ブギーマン』がいよいよ本日公開!謎の男が語る恐怖…物語の始まりを告げる本編映像

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『ブギーマン』がいよいよ本日公開!謎の男が語る恐怖…物語の始まりを告げる本編映像

“ホラーの帝王”スティーヴン・キングが半世紀前に発表した短編小説「子取り鬼」を、ホラー映画界の期待の新星ロブ・サヴェッジ監督と「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のプロデューサーチームのタッグで映画化した『ブギーマン』がついに本日より公開。このたび本作から、恐怖の始まりを告げる本編映像が解禁された。

【写真を見る】スティーヴン・キングの短編を大胆にアレンジ!ある家族に、得体の知れないなにかが忍び寄る
【写真を見る】スティーヴン・キングの短編を大胆にアレンジ!ある家族に、得体の知れないなにかが忍び寄る[c] 2023 20th Century Studios.

母親の突然の死から立ち直れずにいる女子高生のセイディ(ソフィー・サッチャー)と幼い妹ソーヤー(ヴィヴィン・ライラ・ブレア)。セラピストの父ウィル(クリス・メッシーナ)もまた、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向きあうことができずにいた。ある日ウィルの前に謎の男が現れ、自分の子どもたちが次々と不可解な死を遂げたことを告白。彼が「闇にまぎれてヤツは来る」と言い残して姿を消した直後から、ウィルたち家族に不可解な出来事が起こり始めることに。

この謎の男レスターを演じているのは、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』(08)でスクリーンデビューを飾り、『DUNE/デューン 砂の惑星』(21)や『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(23)など話題作への出演が相次ぐデヴィッド・ダストマルチャン。解禁された本編映像では、レスターがウィルの自宅の一室でカウンセリングを受ける様子が映しだされており、涙ながらに子どもたちの死を語る彼は、ウィルに一枚の絵を手渡す。

原作小説には語りべを務めるレスターと、精神科医とブギーマンしか登場しない。しかし脚本を務めたブライアン・ウッズは「レスターがこのセラピストの医者に語る奇妙な出来事とまったく同じことがこの医者の娘たちにも起こり始め、それを医者が目の当たりにする、というのはどうだろうと考えました」と、物語を膨らませるためにこのやりとりを出発点にしたと明かしている。


物語のカギをにぎるレスター。彼の登場によって引き起こされる恐怖の全貌は、是非ともその目で確かめてほしい。

文/久保田 和馬

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