映画ファンが選ぶ、好きなディズニー&ピクサー音楽第1位は?最新作『マイ・エレメント』から根強い人気の『トイ・ストーリー』まで

コラム

映画ファンが選ぶ、好きなディズニー&ピクサー音楽第1位は?最新作『マイ・エレメント』から根強い人気の『トイ・ストーリー』まで

【第3位】驚くほど映画の世界観にマッチした「やさしい気持ちで(マイ・エレメントver.)」/『マイ・エレメント』

第3位にランクインしたのは、最新作『マイ・エレメント』から日本版エンドソング「やさしい気持ちで(マイ・エレメントver.)」。Superflyが自身の人気曲を『マイ・エレメント』バージョンとして特別にリアレンジしたこの曲は、作品のために書き下ろされた楽曲ではないものの、大切な人や愛する人の存在があるからこそ自分が輝けるというメッセージが作品の世界観と完全にマッチしていることから、今回の起用に至ったそうだが、あまりの親和性に驚いたファンも多いようだ。

「書き下ろし楽曲ではないのに、映画の世界観にピッタリすぎて驚きました!Superflyの透き通る力強い歌声に鳥肌が立つのと同時に、心に響いてうるっとしてしまいます」(40代・女性)
「『やさしい気持ちで』は、いつものSuperflyの楽曲にあるようなハード系サウンドではなく、ソフトに心と体を包み込むような優しさにあふれていて、心に沁みてきます」(50代・男性)
「『マイ・エレメント』にピッタリの楽曲で主人公のエンバーやウェイドの気持ちと重なる部分もあり、そして自分までもがエレメント・シティの住人の1人になったような感覚にさせてくれます。様々なものから解き放たれて、新しい一歩を踏みだせるようなとても前向きな気持ちにさせてくれるすばらしい楽曲です。自然と口ずさんでしまい、心の底から楽しい気持ちになります」(20代・女性)


同じく『マイ・エレメント』からは、惜しくもトップ5入りしなかったものの、多くの支持を集めた楽曲としてシンガーソングライター、ラウヴによる書き下ろし曲「Steal The Show」も紹介したい。

「ラウヴはもともと好きなアーティストだったので、数々のピクサー音楽を手掛けているトーマス・ニューマンとの共作ということもあり、どんな曲ができたのだろう?とワクワクしていました。『Steal The Show』を初めて聴いた時から、異国感漂う曲調やラウヴの声色、メロディもなにもかも気に入って、どんなシーンで流れるのか楽しみにしていました」(30代・女性)
「たまたまショッピング中に流れてきて、この曲いいな、好きだな、と思っていたら、『マイ・エレメント』の曲でびっくりした!エスニックで都会的でかっこいい!」(30代・女性)
「『Steal The Show』はデートシーンとエンディングに使用されていて、オシャレな音楽で耳に入って来た瞬間に心を奪われました。綺麗な映像との相乗効果でとにかく最高でした。とても感動しました」(20代・女性)

エンバーとウェイドがデートをするシーンで流れる「Steal The Show」が印象的(『マイ・エレメント』)
エンバーとウェイドがデートをするシーンで流れる「Steal The Show」が印象的(『マイ・エレメント』)[c]2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

サマーソニック2023のステージにも立つなど、日本でも人気上昇中のラウヴ。これまであまり恋愛にフォーカスしてこなかったディズニー&ピクサー作品だが、本作では異なる存在ながらしだいに惹かれ合っていくエンバーとウェイドの姿を丁寧に映しだしており、ラブソングの名手とも言われる彼の「Steal The Show」が2人の想いに優しく寄り添っている。


『マイ・エレメント』に「Steal The Show」を書き下ろしたラウヴ
『マイ・エレメント』に「Steal The Show」を書き下ろしたラウヴ[c]Lauren Dunn

ちなみに、ラウヴ本人もディズニー&ピクサー作品の大ファン。MOVIE WALKER PRESSが独占で行ったインタビューでは、特に『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)、『インサイド・ヘッド』(15)、『リメンバー・ミー』(17)が大好きだとコメントしており、そのなかでも「『トイ・ストーリー』は絶対に外せない」とのこと。第2位にランクインした「君はともだち」をフェイバリットソングに挙げていた。

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