異世界、南の島、過去にまで!家にいながら旅行気分が味わえる映画8選

コラム

異世界、南の島、過去にまで!家にいながら旅行気分が味わえる映画8選

あっという間に夏休みも終わり、9月に突入。2023年の夏は全国的な猛暑や悪天候に見舞われ、旅行や観光など思うように満喫できなかったという人も少なくないだろう。やり残したことや行きそびれた場所があるけれど、時間に余裕がない。そんな時は、家にいながら時間も空間も超えて日常では味わえない絶景やスリルを味わうことができる映画で、その世界にどっぷりと浸ってみるのが打ってつけだ。

そこで本稿では、SFからヒューマンドラマまで様々なジャンルの作品を世に送りだす20世紀スタジオ作品のなかから、旅行気分を味わえる8作品をピックアップ。3つのテーマに分けて紹介していこう。

異世界にも定番の観光地にも共通する“家族”のドラマで、ルーツを辿る旅

まずは現実では絶対に足を踏み入れることのできない未知の惑星“パンドラ”を舞台にした、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22)からご紹介。世界中で記録的な大ヒットとなった『アバター』(09)から13年ぶりの続編となった本作では、“映像革命”と絶賛された前作からさらにグレードアップした神秘的で幻想的な世界を堪能することができる。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は前作よりもさらにグレードアップ!神秘的で幻想的な惑星パンドラで新たな戦いが
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は前作よりもさらにグレードアップ!神秘的で幻想的な惑星パンドラで新たな戦いが『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ブルーレイ+DVD セット、4K UHD 発売中、 デジタル配信中(購入/レンタル)[c] 2023 20th Century Studios. 発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン

サム・ワーシントン演じる主人公のジェイクが直面する、惑星パンドラでの新たな戦いと、家族や仲間たちとの絆のドラマ。そしてキャメロン監督が魂を注ぎこんで作りだした、息を呑むほど美しい海の世界。エンタテインメントとしての魅力を存分に味わいながら、映画でしか味わえない異世界旅行に没入しよう。


ハワイの大自然のなかである家族の悲喜こもごもが描かれる『ファミリー・ツリー』
ハワイの大自然のなかである家族の悲喜こもごもが描かれる『ファミリー・ツリー』『ファミリー・ツリー』 ブルーレイ発売中、デジタル配信中(購入/レンタル)[c]2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン

続いては、定番の観光地ハワイを舞台に、ある家族を描いたハートフルなヒューマンドラマ『ファミリー・ツリー』(11)。ジョージ・クルーニー演じる主人公のマットは、妻が突然の事故で昏睡状態に陥ったことをきっかけに、自らのルーツを知り、そして家族の絆を顧みることとなる。

妻の衝撃的な秘密やカメハメハ大王の血を引く先祖の土地問題など、穏やかにはいかない展開が待ち受ける一方で、それらをすべて包み込んでくれる“地上の楽園”ハワイの雄大な自然と、癒しのハワイアンミュージックの数々。過去から現在、そして未来へと続いていく家族の歴史に触れながら、誰もが自分の人生について考えをめぐらせたくなることだろう。

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