土屋アンナ、憧れのマダム・レオタ登場に大興奮!「小林幸子さんをこの距離で見れるなんて」
映画『ホーンテッドマンション』(公開中)の大ヒット公開記念ハロウィーンイベントが9月6日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、霊媒師ハリエット役の土屋アンナ、心霊写真家ベン役の八代拓、歴史学者ブルース役の温水洋一ら日本語吹替声優陣がキャラクター風コスチュームで登壇し、一足早いハロウィーンムードを楽しんだ。
ディズニーランドの人気アトラクション“ホーンテッドマンション”を実写映画化した本作は、 “恐怖”と“笑い”のハイブリッドを映画館で体験できる、超エンタメ・アトラクション・ムービー。映画の大ヒットを受けて土屋は「ディズニー映画が大好きなので、映画がヒットするだけでもうれしくなります。今回はその映画に出ているということで、ハッピーな気持ちです」とニッコリ。小さい頃から夢をもらってきたディズニー映画への出演はとても光栄と話した八代は「ラジオの収録があったのですが、番組に届いたお便りがいつもより多くて。内容はほとんど『ホーンテッドマンション』でした」と報告。涙が出そうになるくらい感動した反響だったと明かした。
「これまでいろいろな映画に出てきたけれど、僕が出演したなかで1番のヒットかも」と語った温水は、「あ、出たわけじゃないけれど…」と苦笑い。出演はしていないが吹替声優として関われたことをとてもうれしく感じているとし、「妹が保育士をやっています。田舎なのでまだ近くの映画館では上映されていないのですが、子どもたちが楽しみにしているようなので、感想を聞くのが楽しみです」と笑顔を見せていた。
水晶玉のマダム・レオタが大好きだという土屋は「本当に素敵なキャラクター」と満面の笑みを浮かべる。ここでステージに運び込まれた水晶玉に向かって、劇中のセリフ「現れよ、マダム・レオタ!」の掛け声を促された土屋は、元気よくセリフを叫ぶ。すると、なんと水晶玉の中から、水色のメイクを施した水晶玉の女マダム・レオタの吹替声優を務めた小林幸子がスペシャルゲストとして登場し、ステージ上のキャストも会場も大興奮。大きな拍手と笑い声が響き渡ると「なんで、笑うのよ!」と笑顔でツッコミを入れた小林。
マダム・レオタの魅力は「愛のためにすべてを捧げる人、憧れます」と答えた小林を見つめながら「マダム・レオタなしではエンディングに繋がらない。みんなを助けてくれるヒーローみたいな存在」と力説した土屋。大好きなマダム・レオタを演じる小林にも「会いたかった!」という土屋は、対面の感想を「綺麗だし、優しいし、話すときの伝えようとする感じとか、すごくリスペクトします!」と宣言。水晶玉に入った小林を上から見つめる形になっていた土屋、八代、温水は、膝を曲げながら「少し、目線を下げないと。こんなところから小林さんを見るなんて」と恐縮。しかし小林は「いいのいいの、私はいま、水晶玉のマダム・レオタなんだから」と返し、会場を和やかなムードに包み込んだ。
イベントの締めの挨拶で、土屋は「人間としていろいろと学べます。映画館にもアトラクションにも何度も足を運んでください!」とコメント。八代は「人間の魂、ゴーストが生きること、亡くなることってなんだろうと考えさせられる映画です。この世界観だからこそ考えさせられるのかもしれません。大人も子どもも、みんなの感情をジェットコースターのように揺さぶってくる作品です。ぜひ楽しんでください」とアピール。温水は「笑って泣ける素敵な作品です。アトラクションには何度も乗っているみなさんだと思いますが、映画もお友達や家族、いろいろな方と一緒に何度も楽しんでください」と呼びかけ、小林は「一番大事なものは目に見えないものなのかもしれません。もちろん目に見えることもあるけれど、見えないことの大切さを感じると思います。あったかーーーい気持ちになります。映画を観て、ぜひ、幸せな気持ちになってください!」とメッセージを伝えていた。
取材・文/タナカシノブ