山崎賢人、『キングダム』続編決定を発表!既に撮影済の4作目を「僕たちも早く観たい」
シリーズ3作連続、興収50億円突破の大ヒットを記念して、映画『キングダム 運命の炎』(公開中)の舞台挨拶が9月12日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、山崎賢人、吉沢亮が登壇。「天下無双の大ヒット御礼舞台挨拶」と題して行われたイベントをアツく盛り上げた。
大きな拍手と歓声に包まれた会場を見渡しながら「公開から1か月半が経って、またみなさんとこうしてお会いできることがうれしいです」と満面の笑みを浮かべた山崎。吉沢も「このような機会がいただけるのは、『キングダム 運命の炎』をたくさんの方に愛していただいている証拠なのかな思います」と感謝の言葉を伝えながら、よろこびを噛みしめていた。
前日11日時点での観客動員数は358万人、興行収入は51.3億円を突破したことを伝えられた2人は、「すごくない?」「もしかしたらだけど…すごいよね」と顔を見合わせながら「すごい」を連呼。MCから「いまのところお2人は『すごい』しか言ってませんが…」とツッコミが入ると、「でも…すごいよね」とその数字にとにかく驚いている様子で、見つめ合っていた。
本作には吉川晃司、小栗旬、佐久間由衣がシークレストキャストとして登場していたが、公式で発表されたのは映画公開から1か月後の8月28日だった。インタビューなどでも名前を明かすことができなかったそうで、隠すのがとても大変だったと振り返った2人。山崎は「言えないのは大変(笑)。今作の魅力でもあるので、とても歯痒い感じがありました」としながらも「それもまたいいのかなと思って」とニッコリ。
シークレットキャストも解禁され、「もう隠し事はない?」とMCから質問された2人は、向き合いながらニヤニヤ。すると山崎が「29歳になりました!」と大きな声で報告。吉沢と会場のファンから「おめでとー!」の言葉とともに、拍手が送られると深々とお辞儀した山崎。その後、本当の報告は「続編決定!」だと発表すると、会場はさらに大きな拍手と歓声に包まれる。「あのラストで終わるわけがない(笑)」と笑顔の吉沢は「(続編決定の)発表をするのに、どんなふうにやろうか、楽屋で練習しました。一旦、(映画と関係ないものを)挟もうって」と裏話を暴露。
撮影済みではあるが、まだ完成した4作目の本編も観ておらず、公開時期も聞いていないと明かした2人は「僕たちも早く観たいです!」と期待の様子。さらに今週末から続編の先行カットが映画館で観られることが追加発表されると、『キングダム 運命の炎』ファンの一部が作品の鑑賞回数を「数字+ダム」で表現していることにならい、「みなさんにはあと1ダムしていただかないと!」と呼びかける場面もあった。
本作での役作りについて、「これまでは王として背負っているものを意識してきましたが、今作では一度それを外して、一人の青年としてそこにいることを意識しました」と説明した吉沢は、山崎が演じる信についても「シリーズが続いて、それまでの信は組織の上にあこがれている表情を見せていたけど、今回は対等に向き合っている。同じ目線に立っている信の表情が印象的でした」と自身の感想を交えながら、シリーズを通してのキャラクターの変化を解説した。
最後の挨拶で「続編の発表をしましたが、まだまだ『キングダム 運命の炎』は上映中です。僕らと一緒に盛り上げてもらえるとうれしいです。今週末からは続編の映像も一部公開になるので、もう“1ダム”よろしくお願いいたします!」と改めて、リピート鑑賞を呼びかけた吉沢。山崎は「みなさんの胸に熱、炎をずっと持っていてもらい、続編も楽しんでもらえたらうれしいです。『キングダム』はみなさんと一緒に熱くなれる作品です!」と胸を張り、シリーズのさらなる盛り上がりに期待を込めていた。
取材・文/タナカシノブ
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記