菅田将暉、大阪凱旋に笑顔!『ミステリと言う勿れ』イベントで「盛り上がっていけば、またお会いできる」と熱望
田村由美の人気漫画を原作に、フジテレビ月曜9時枠で放送された連続ドラマの劇場用映画『ミステリと言う勿れ』(公開中)の「公開して終わりと言う勿れ!!公開御礼トークショー&舞台挨拶 in大阪」が9月20日にグランフロント大阪のうめきた広場とTOHOシネマズ梅田で開催。主演の菅田将暉と共演の松下洸平が登壇し、互いの“謎、ミステリ”な部分について語り合った。
菅田が演じる天然パーマの大学生、久能整が様々な事件に遭遇し、出会った人たちが抱える様々な悩みから、事件の謎までも解き明かしていく本シリーズ。映画では、広島を訪れた整が、ある名家の遺産相続事件に巻き込まれていく。本作は9月19日までの公開5日間で、観客動員数94万人、興行収入12.9億円を突破し、50億円も目指せるロケットスタートを切った。
まずは、大阪の玄関口であるうめきた広場にて、約4000人のお客様が集うなかでトークショーが開催。菅田は「お仕事で大阪に帰ってくるたびにうれしい気持ちになります」と感慨深げに喜びを口にすると、松下も「大阪―!!」とコンサートのように叫び、会場を熱気に包んだ。
菅田は、「地元ですが、16歳までの行動範囲でしか大阪を知らないので。梅田や心斎橋に遊びに行きますかね。あとは阪急電車に乗ったりとか」とコメント。松下も「とりあえず食べ物!控室にも大阪の美味しい食べ物を用意していただいたので、全部持って帰ります(笑)」と大阪トークで盛り上げた。
そして本作にちなみ、菅田、松下の“謎、ミステリ”な部分について、本作で共演した柴咲コウ、町田啓太、原菜乃華、萩原利久から事前に取ったというアンケートが紹介されることに。菅田は「松下さんはありそうですが(笑)僕はないんじゃないかな」と笑うと、松下が「いやいや、こんなオープンマインドな人間いないですよ!」と答える。菅田が「いやいや、だからですよ!」と続けると、会場からも笑いが起こる。
菅田について「撮影現場でご飯を食べてるところを見たことがないです。いつなにを食べてるか謎です」という同じ事務所の後輩である萩原からのタレコミに菅田は「食べますよ。でもまぁ、整くんはしゃべるので、お腹いっぱいにはならないようにしてます」と回答。原からの「整くんはとてつもない台詞量なのに、まったくNGを出さないところがミステリーです」というコメントには、松下も「わかる」とうなずくが、菅田は「そんなことないですよ、噛みますよ」と謙遜する。
町田からは菅田について「拝みたくなる」というコメントが入ると、菅田は「拝みたくなるのは町田啓太ですよ。めちゃくちゃ美しいですから。毎朝見たい(笑)。ギリシャ神話のようです」とコメント。
一方、松下については、柴咲から「性格がミステリアス。本当にすべての人に対等でやさしい方です。どうやってガス抜きをしてるんですか?嫌なことがあったらどう回避してるんですか?」という質問に、菅田も「わかる。こんな人当たりのいい人いないんじゃないかな」とベタぼめする。松下は「さほどなにも考えてないです。難しく物事を考えない性格なんです」と自己分析。さらに、松下について菅田は「現場で見ていて鳥肌が立つんですよ。映像では映りきらない、人の圧を感じました」と大絶賛した。
フォトセッションでは、アメリカ生まれ、大阪育ちのユニークな神様“ビリケンさん”が久能整のトレードマークである天然パーマとマフラーで登場。“整化”したビリケンさんに菅田は「今回、いろんな方に整化していただいていますが、一番クオリティが高い!」とコメントすると、松下も「かわいいですね~」と笑顔を見せる。イベントの最後に菅田が「大阪に来られてうれしかったです。これからまだまだたくさんの人に観ていただきたいです!」とコメントを残し、会場をあとにした。
続いて菅田と松下が訪れたのはTOHOシネマズ梅田で、動員が全国1位を記録した劇場にて上映後のお客様に向けて舞台挨拶を実施することに。朝晴という役について松下は「皆さんと話し合って作った役でした。お芝居しているときの狩集家の人たち、みんなの想いのこもった視線に、考え方も変わって、いただいたものをお芝居で返そうと気持ちが切り替わりました」と現場の様子や本作への想いを語った。
最後に松下は「すごくたくさんの方にご覧になっていただいていると聞いてうれしい気持ちでいっぱいです。2回、3回と観ていただいても楽しめる作品だと思います。今日に限らずまた観ていただきたいなと思います!」と作品の魅力をアピールすると、菅田も「正直とても大変な役ではあるのですが、舞台挨拶の風景をみると、一生懸命みんなと作ってよかったなあと感動しております。今日が舞台挨拶としては最後の予定ではあるのですが、皆さんで盛り上がっていけば、またみんなでお会いできるのではないかなと思っております!ありがとうございます」と改めて感謝を述べ、舞台挨拶を締めくくった。
文/山崎伸子