新ジャック・バウアーに抜擢!いま注目すべき俳優コーリー・ホーキンズの魅力を明かす
日本でも大ブームを巻き起こした海外ドラマの金字塔「24-TWENTY FOUR-」が再起動!最新作「24-TWENTY FOUR- レガシー」で最も注目すべきは、“不死身の男”ジャック・バウアーの精神を引き継いだニューヒーロー、エリック・カーターの存在だ。
陸軍特殊部隊のエリート隊員だったエリックは、イエメンでのテロ首謀者の殺害作戦に成功し、帰国後は妻と共に政府の保護プログラムのもと、平穏な日々を送っていた。ところがある日、テロリストからの襲撃を受け、作戦の指揮をとっていたCTUの元局長レベッカと共に、再び戦いに身を投じることになる――。そんなエリックを演じるのは、人気ドラマ「ウォーキング・デッド」にも出演し、『ストレイト・アウタ・コンプトン』『キングコング 髑髏島の巨神』など映画でも活躍する、28歳の新鋭俳優コーリー・ホーキンズだ。彼との共演について、ほかのキャストたちに話を聞いた。
CTU元局長レベッカを演じたミランダ・オットーは、撮影中にコーリーと役柄について話し合ったと言う。「自分たちのキャラクターが、いまどういう状況なのかを互いに把握しつつ、さらにどうやって先に進めて行くのかを話したわ。コーリーとのシーンは電話越しで会話するシーンがほとんど。その分、実際に会って演技する場面は重要なシーンだったから、意思疎通をするよう心掛けたわ。コーリーは役者としてとても気さくで、話し好きな人。私もとても助けられたわ」
テロ組織に追われながらもさらなるテロ計画を知ったエリックは、それを阻止するために奔走。妻の身を案じて彼女をドラックディーラーの兄アイザックの元に預ける選択をする。だが、この兄弟の間にはある確執があった。アイザックを演じたアシュリー・トーマスは、コーリーについて「あんないい人間はいないってやつだよ」と明かした。
「僕らのシーンは、2人の間に張り詰めた緊張感がある場面ばかりだけど、互いにキャッチボールをするみたいに演技ができるんだ。撮影を離れたあとも、すごく親しくしているよ。コーリーとだけでなく、キャスト全員でいつも一緒にいる。互いのアパートに行ったり、ご飯を食べに行ったり。アメリカでの第1話オンエアの前日は僕の誕生日だった。みんなでディナーに行って祝ってもらったよ」
アナ・ディオプが演じるエリックの妻ニコールは、窮地に陥った夫を助けるために自ら銃を手にするなど、タフで強い新しい女性だ。アナに聞くと、「エージェントには『家で夫が帰ってくるのを待っているだけの妻の役はやりたくない』と言っていたの。ニコールは私にとって、最も身近な母や叔母たちにとても似ていた。皆、家庭を支える力強い女性たちよ。そんな役を演じられるのはとても光栄で名誉なことだわ」とのことだ。
また、続けてアナは、「コーリーが出演した『ストレイト・アウタ・コンプトン』を観て、見た目がいかついから…と思っていたけど、実際の彼は本当に物腰が柔らかくて、優しくて愛情に満ちている人。とにかく素晴らしい心の持ち主ね。彼はダンスがすごく上手いのよ!スウィングもブレイクダンスもクラシックなダンスも、なんでも踊れるわ!」とコーリーの素顔も教えてくれた。
優しい性格で高い運動能力を持つコーリーが演じるエリックのどんな部分があのジャック・バウアーに通じているのか?その真相はぜひ本編を見て確かめてほしい。【取材・文/Movie Walker】
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