『法廷遊戯』主演の永瀬廉、「頑張るんで」とファンからの歓声に応える

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『法廷遊戯』主演の永瀬廉、「頑張るんで」とファンからの歓声に応える

第62回メフィスト賞を受賞した作家で弁護士の五十嵐律人による法廷ミステリーを実写映画化した『法廷遊戯』(11月10日公開)。その完成披露試写会が10月3日都内で行われ、主演の永瀬廉(King&Prince)、共演の杉咲花北村匠海、大森南朋、戸塚純貴、そして深川栄洋監督が参加した。

イベントはクラシック曲のBGMが爆音で鳴り響き、スモークも噴射されるド派手演出でスタート。永瀬は「今日はもはやライブ?煙が出て皆さんからの歓声を頂いて…。まるで男女のダンスボーカルユニットみたいな登場。僕も踊りかけました。こんな規模感で実施するとは思わなかった」とビックリしながら、客席から歓声を浴びると「ありがとうございます、頑張るんで」と反応していた。

【写真を見る】有罪の札を挙げる永瀬廉
【写真を見る】有罪の札を挙げる永瀬廉

本作は、法律家を目指す学生たちのロースクール、そして法廷までが舞台のミステリー小説が原作。永瀬は「完成した作品を皆さんにお届けできるのはありがたく、嬉しい気持ちでいっぱいです」とすがすがしい表情で「僕が演じた清義は優しくて真面目で大胆な部分もある。自分の中で大きな信念がありつつ、物語が進むなかで色々と経験して清義自身が最後に下す選択が一貫している。信念と正義感の持ち主です」と役柄を分析した。

北村匠海
北村匠海

模擬裁判のシーンでは印象的な洞窟が登場する。これに戸塚が「僕は撮影の翌日、体調を崩しました」と洞窟ロケのハードさを告白すると、北村も「電波もないし、蝙蝠もいるし」と過酷な撮影状況を解説。永瀬は「洞窟が寒くてヒートテックを5、6枚着ていました。しかも洞窟には丸1日いたので時間の感覚もなくなってサバイバルをしているみたいだった」と振り返った。


法廷を舞台にした内容にちなんで、個人的に疑問を持っていることを「有罪」なのか「無罪」なのか多数決でジャッジする企画を実施。

歯磨き好きという永瀬は「歯磨きを始めたら長い。気づいたら移動時間ギリギリ。マネジャーから『時間に余裕を持って!』と言われる。でも余裕を持てば、またそれだけ歯磨きが長くなる。でも遅れるわけではなく、仕事の時間には間に合っています」と訴えた。

北村匠海
北村匠海

これに北村は「時間に余裕を持ちなさい!」と友人として叱りながら、永瀬から「歯磨きの1日のマックス回数は6回か7回」と聞くと、「歯が可哀想」と永瀬の歯に同情。しかし結局は無罪となった。

取材・文/石井隼人

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