間取りミステリー映画『変な家』公開決定！間宮祥太朗＆佐藤二朗がＷ主演で“変”な間取りの謎に挑む

ウェブライターの雨穴が手がけた総再生回数1500万回突破のYouTube動画と発行部数70万部突破のミステリー小説を原作にした映画『変な家』が2024年3月15日(金)に公開されることが決定。間宮祥太朗と佐藤二朗がダブル主演、川栄李奈がヒロインを演じることも発表され、最新映像とティザービジュアルもあわせて解禁された。

2020年10月、YouTubeに上がった1本の動画からネット上で瞬く間に拡散され話題を集めた「変な家」。白いお面をかぶった謎の人物、雨穴によってアップされたこの動画は、雨穴本人が知人から、一見どこにでもある普通の民家の「間取りに不可解な点がある」と相談を受けるところから始まる。間取りを注意深く見ることで明らかになる謎が更に次の謎を呼び、その裏に隠された驚愕の真実に迫る展開が、観た者をゾクッとさせて引き込んでいく新感覚のミステリー作品となっている。

現在、動画の総再生回数は1500万回を突破するほどの人気で、2021年7月にはYouTubeの動画「変な家」とその前身である同タイトルのウェブメディア記事を元に、雨穴自身が物語の続きを大幅に加筆したミステリー小説「変な家」が発売となり、発行部数70万部を突破する大人気作へと発展した。

2022年3月には、実写映画化が書籍の帯で告知された『変な家』が、約1年半の時間を経てついに始動。主人公の雨宮を演じる間宮は、連続テレビ小説「半分、青い。」、大河ドラマ「麒麟がくる」、「ナンバMG5」など数々の話題作に出演。「東京リベンジャーズ」シリーズでは物語のキーパーソンとなる稀咲鉄太を演じ、その怪演ぶりが話題に。また2023年7月期放送の月9ドラマ「真夏のシンデレラ」では心優しい優等生の青年を演じるなど、様々な役柄を演じ分ける演技力を誇っている。そんな間宮が本作では、オカルト専門の配信をする売れないユーチューバーという役どころで、間取りの真相解明に奔走する。

そしてコメディーからシリアスまでさまざまなジャンルのドラマ、映画に多数出演している佐藤が、雨宮とともに間取りの謎に迫る設計士の栗原を演じる。『はるヲうるひと』(19)では原作、脚本、監督を務め、さらに自身も出演するなど幅広く活躍しており、現在はNetflixで配信中のドラマ「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」にも出演。多くの作品で唯一無二の存在感を放ってきた佐藤が、本作ではミステリーの愛好家で、冷静沈着だが一風変わった妄想家の設計士を体現している。

さらに川栄が物語のカギを握るヒロイン、柚希役で出演。彼女は『亜人』(17)をはじめ、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では上白石萌音、深津絵里とともにヒロインを務めるなど、数々の話題作で高い演技力を披露してきた。2024年公演の舞台「千と千尋の神隠し」では主人公である千尋を演じることが発表されるなど、マルチに活躍し続けている川栄が今回演じるのは、雨男(雨宮)がアップした“変な家“の動画をきっかけに雨宮や栗原とともに行動するようになり、その間取りについてなにか知っている様子の謎めいた女性というミステリアスな役どころだ。

監督を務めるのは『エイプリルフールズ』(15)、『ミックス。』(17)などの話題作を手がけ、さらに「リーガルハイ」シリーズ、「絶対零度～未然犯罪潜入捜査」など数多くの大人気ドラマを世に送り出してきたヒットメーカー、石川淳一。また『七つの会議』(19)、ドラマ「半沢直樹」の第2弾など、魅力的なキャラクターを絡ませテンポよく展開する物語が評判の丑尾健太郎が脚本を担当する。

今回解禁された最新映像は「これは、ある家の間取り図です。あなたにはこの家の異常さがわかりますか？」という、原作者の雨穴によるどこか怪しげなナレーションとともに映しだされる間取り図からスタート。並べられたふたつの間取り図の間から覗く、一軒のありふれた家。そしてこの異常な間取りをめぐる事件に巻き込まれていく雨宮ら3人の姿も描かれていて、最後に「もう一度ご覧ください」という言葉とともに現れる白い仮面の男と間取り図に思わずゾクッとさせられる怪しい映像に仕上がっている。

そして、あわせて解禁されたティザービジュアルは、2つ並ぶ間取り図が目を惹くデザインとなっていて、横には「あなたには、この間取りの異常さがわかりますか？」という不穏なかつ意味深なコピーが添えられている。

前代未聞の間取りミステリーを最旬キャストで実写化する本作。今後明らかになるはずの追加キャストなどの情報も楽しみに待ちたい！