Da-iCE花村想太『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』自身の棒読みに驚くも「歌は気持ちよく歌えました!」と笑顔|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
Da-iCE花村想太『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』自身の棒読みに驚くも「歌は気持ちよく歌えました!」と笑顔

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Da-iCE花村想太『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』自身の棒読みに驚くも「歌は気持ちよく歌えました!」と笑顔

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)の完全吹替版製作発表会見が10月11日、神田明神ホールにて開催され、吹替キャストを務めるDa-iCEの花村想太、セントチヒロ・チッチ、チョコレートプラネットの長田庄平、松尾駿、岸祐二、武内駿輔、松本梨香がボイステストの裏話や本作への意気込みを語った。

ヒットを願い、青空にカラフルなバルーンを飛ばした吹替キャスト陣
ヒットを願い、青空にカラフルなバルーンを飛ばした吹替キャスト陣

監督、脚本を「パディントン」シリーズのポール・キングが担当し、ティモシー・シャラメが若き日のウォンカ役を、ヒュー・グラントがウンパルンパ役を演じ、若き日のウィリー・ウォンカがいかにして世界一のチョコレート工場を作ったのかを描いていく。完全吹替版の注目ポイントは、セリフに加え劇中に登場する全13曲の楽曲をキャストが吹替えるところ。ウォンカ役の花村は本国のボイステストを振り返り、「テストがあると聞き、自分でボイスメモを録って練習したのですが、テストの本番では、びっくりするぐらい棒読みで…」と苦笑い。「歌は普段からやっていることなので、テストでは気持ちよく歌えましたが、映像と口が合わなくて」としょんぼりしながらも、アフレコでは“ウォンカの歌”としてしっかり歌えるように頑張ると力強く宣言していた。

【写真を見る】ウィリー・ウォンカ役のDa-iCEの花村想太はボイステストで驚いたことを告白!
【写真を見る】ウィリー・ウォンカ役のDa-iCEの花村想太はボイステストで驚いたことを告白!

ウォンカの相棒、ヌードル役を務めるチッチは「ルンルンでした!」とボイステスト時の心境を明かす。「ヌードルの人生を想像しながら声を吹き込むのがすごく楽しくて」と笑顔を見せるも、帰り道でふと「落ちたらどうしよう…」と不安が襲ってきたと告白。無事に合格することができて「すごくうれしかったです!」と喜びを爆発させていた。

ボイステストはルンルンで受けたというウォンカの相棒、ヌードル役のセントチヒロ・チッチ
ボイステストはルンルンで受けたというウォンカの相棒、ヌードル役のセントチヒロ・チッチ

警察署長役の長田と神父役の松尾は、ボイステストをパスした理由はコンビ名に「チョコレート」が付いているからとキッパリ。長田は「ボイスは関係ないです。チョコレートが(名前に)ついているので」と言い切り、松尾は「”チョコレートパス”です(笑)」と念押し。さらに松尾はダンボール工場で働いたことがあることを、本作とリンクするポイントとしてアピール。加えて長田が「実家が町工場。僕自身がチョコレート工場、リアルウォンカです」と胸を張り、報道陣の笑いを誘っていた。ミセス・スクラビット役の松本は、テストやオーディションはなかったそう。「直接オファーが来ました」と明かしたが、「すごく意地悪でがめつい役。オファーが来るということは、そんな風に見られているのかと複雑な気持ちです…」としながらも「役者冥利に尽きる役なので、頑張りたいです!」と気合を見せていた。


フィクルグルーバー役の武内駿輔は映画も小説も大好きとのこと
フィクルグルーバー役の武内駿輔は映画も小説も大好きとのこと

小学生の頃にティム・バートンの映画に出会い、原作の小説にも触れ、いろいろな作品で「チャーリーとチョコレート工場」の世界観を楽しんできたという武内は、『夢のチョコレート工場』(71)も観たという。いろいろな作品で親しんできた世界観に入れることは、「非常に光栄」と微笑み、本作については「雰囲気は原作のイメージに近いです。イギリスのファンタジーなところが魅力です」と注目ポイントを挙げていた。ウォンカの夢を邪魔する街の実力者、スラグワース役を務める岸は、上演中のミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」にも出演中。イベントで「いまの夢」を尋ねられると、「本作の舞台化!」と即答。「できれば、日本で舞台化してほしいです」と目を輝かせていた。

取材・文/タナカシノブ

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