史上最年少の8歳でベルリン国際映画祭主演俳優賞受賞!スペイン映画『ミツバチと私』日本公開|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
史上最年少の8歳でベルリン国際映画祭主演俳優賞受賞!スペイン映画『ミツバチと私』日本公開

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史上最年少の8歳でベルリン国際映画祭主演俳優賞受賞!スペイン映画『ミツバチと私』日本公開

“本当の自分“を探す子どもの葛藤と、それに寄り添う家族の物語を描くスペイン映画『ミツバチと私』が2024年1月5日(金)より公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。

【写真を見る】トランスジェンダーの悩みを母、祖母ら3世代の視点を交えながら描く
【写真を見る】トランスジェンダーの悩みを母、祖母ら3世代の視点を交えながら描く[c]2023 GARIZA FILMS INICIA FILMS SIRIMIRI FILMS ESPECIES DE ABEJAS AIE

ベルリン国際映画祭で銀熊賞、ギルド賞をW受賞、第26回マラガ・スペイン映画祭でも最優秀スペイン映画賞を受賞した本作。約500人のなかからオーディションで選ばれた新人、ソフィア・オテロが主演を務め、第73回ベルリン国際映画祭にて史上最年少8歳での最優秀主演俳優賞受賞を達成した。メガホンをとったのは、数々の短編を監督し、『Chords』(22)で第75回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映された実績を持つスペイン人監督、エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン。監督が「家族との関係が、自分探しの旅にどう影響するのかを探りたかった」と語るように、トランスジェンダーの悩みを抱える本人だけでなく、母、祖母ら3世代の視点を交え、それぞれの考えで人生を生き抜く姿を描く。スペインのバスク地方の緑豊かな美しい景色とともに、自然光のみで撮影した美しい映像も必見の一作となっている。

今回解禁された日本版ポスターは、主人公アイトール(オテロ)を中心に、繊細な表情に柔らかな光が差し込む様子を捉えたもの。右下には、「生まれ変わったら、女の子になれるのかな?」という劇中に登場する台詞が。自分の性自認を巡って思い悩む心のうちを告白するようなものとなっている。

あわせて解禁された場面写真は、ベットの上で穏やかな表情で微笑むアイトールの姿を切りとったもの。その目線の先には母親の姿が。自身の心と、家族との関係性の変化に伴って移り変わっていく物語に期待が高まるものとなった。


本作は、第36回東京国際映画祭で一足早くお披露目される。ウレソラ・ソラグレン監督の来日も予定されているので、ぜひご注目いただきたい。

文/鈴木レイヤ

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