『ミステリと言う勿れ』が5週連続Vを達成!『ゆとりですがなにか』など邦画実写作品が上位を独占
10月13日から10月15日までの全国映画動員ランキングが発表。菅田将暉主演の『ミステリと言う勿れ』(公開中)が5週連続でNo. 1に輝き、邦画実写作品としては同じく菅田が主演を務めた『花束みたいな恋をした』(21)以来の快挙を達成。また、上位5作品をすべて邦画実写作品が占めたのも、2010年以降で初めてとなる。
『ミステリと言う勿れ』が止まらない!『はな恋』以来の邦画実写V5を達成
絶好調が続く『ミステリと言う勿れ』の公開5週目の成績は、週末3日間で観客動員14万2000人、興行収入は1億9800万円。3連休と重なった前週と比較すると、動員・興収共に64%という少々大きな下落率となったが、まだまだ勢いを感じさせる興行を持続中。累計成績では動員278万人、興収37億6300万円を突破している。
前週2位に初登場を果たした二宮和也主演の『アナログ』(公開中)は、今週も順位をキープ。こちらは週末3日間で動員9万3500人、興収1億3300万人を記録しており、累計成績では動員43万人、興収6億円に迫っている。
『ゆとりですがなにか』など新作4タイトルが初登場!
2016年に日本テレビ系列で放送され好評を博した宮藤官九郎脚本ドラマの劇場版『ゆとりですがなにか インターナショナル』(公開中)は3位に初登場。初日から3日間で動員9万3000人、興収1億3400万円と、2位に僅差まで迫る好成績を記録。連続ドラマ放送から7年半、スペシャルドラマから6年以上が経過しながらも、変わらずの人気の高さを見せつけた。
今週は他にも新作タイトルが続々と初登場。4位には岩井俊二監督の最新作で、アイナ・ジ・エンドが主演を務めた『キリエのうた』(公開中)が、初日から3日間で動員7万9000人、興収1億1300万円を記録してランクイン。
6位にはガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムが5度目のタッグを組んだ『オペレーション・フォーチュン』(公開中)がランクインし、「死霊館ユニバース」の最新作となる『死霊館のシスター 呪いの秘密』(公開中)は9位に初登場を果たした。
以下は、1~10位までのランキング(10月13日〜10月15日)
1位『ミステリと言う勿れ』
2位『アナログ』
3位『ゆとりですがなにか インターナショナル』
4位『キリエのうた』
5位『沈黙の艦隊』
6位『オペレーション・フォーチュン』
7位『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』
8位『イコライザー THE FINAL』
9位『死霊館のシスター 呪いの秘密』
10位『ガールズ&パンツァー 最終章 第4話』
今週末は、中島健人主演の『おまえの罪を自白しろ』(10月20日公開)、ギャレス・エドワーズ監督の最新作『ザ・クリエイター/創造者』(10月20日公開)、マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオがタッグを組んだ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(10月20日公開)などが公開を控えている。
文/久保田 和馬