金曜ロードショーで「ディズニー100周年スペシャル」リクエスト4作品を4週連続で放送!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
金曜ロードショーで「ディズニー100周年スペシャル」リクエスト4作品を4週連続で放送!

映画ニュース

金曜ロードショーで「ディズニー100周年スペシャル」リクエスト4作品を4週連続で放送!

「金曜ロードショー」と今年創立100周年を迎えたウォルト・ディズニー・カンパニーがタッグを組んだ企画「金曜ロードショーで見たいディズニー長編アニメーション映画」。視聴者からのリクエストが多かった4作品が11月17日(金)から4週連続で一挙放送される。

【写真を見る】“普通の女の子”ミラベルが突然訪れた家族の危機に敢然と立ち向かっていく姿を描く『ミラベルと魔法だらけの家』
【写真を見る】“普通の女の子”ミラベルが突然訪れた家族の危機に敢然と立ち向かっていく姿を描く『ミラベルと魔法だらけの家』[c]2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

11月17日放送の『ミラベルと魔法だらけの家』(21)は、第94回アカデミー賞で長編アニメーション作品賞を受賞したミュージカル・ファンタジー。様々な魔法のギフトをもった家族の中で、たった1人だけ“魔法のギフト”をもらえなかった“普通の女の子”ミラベルが、心の奥底に不安を抱えながらも、持ち前の明るさで前向きに過ごしていくなかで、突然訪れた家族の危機に敢然と立ち向かっていく姿を描く。

監督は『塔の上のラプンツェル』(10)、『ズートピア』(16)のバイロン・ハワードと、『ズートピア』で共同監督を務め、本作では脚本も務めるジャレド・ブッシュ。オリジナルソングスは、自身が主役としても出演した舞台「ハミルトン」で、トニー賞やグラミー賞を受賞、今年公開されたディズニー映画『リトル・マーメイド』(23)では巨匠アラン・メンケンと共に楽曲を担当したリン=マニュエル・ミランダが担当している。

本作のリクエストについて視聴者からは「映像、音楽、ストーリー全てが素晴らしい傑作!」、「音楽が素晴らしく、これぞ“ディズニーのミュージカル”」、「自分らしさを大切にしようという気持ちにさせてくれます!」などの声が寄せられている。

『ノートルダムの鐘』主人公カジモドの冒険を息をのむ美しい映像と音楽で活写
『ノートルダムの鐘』主人公カジモドの冒険を息をのむ美しい映像と音楽で活写[c]1996 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

翌週の11月24日(金)に放送されるのは、アカデミー賞にもノミネートされたミュージカル・アニメーション『ノートルダムの鐘』(96)。本作は、ヴィクトル・ユーゴーの名作「ノートルダム・ド・パリ」に着想を得て、『美女と野獣』(91)のスタッフがアニメーション映画として製作。ノートルダム大聖堂に幽閉された心優しき孤独な鐘つき男カジモドの冒険を、息をのむ美しい映像と音楽で活写する。

音楽と作曲は、『リトル・マーメイド』(89)、『美女と野獣』(91)、『アラジン』(92)、『ポカホンタス』(95)のディズニー・アニメーションで、4作続けてアカデミー賞の作曲賞と歌曲賞を受賞している巨匠であるメンケン。監督はアカデミー賞でアニメーションとして史上初めて作品賞にノミネートされた『美女と野獣』でコンビを組んだゲイリー・トゥルースデイルとカーク・ワイズ。日本語吹替は、当時の劇団四季のメンバーが担当しており、圧倒的な歌唱力と演技力に注目したいところ。

視聴者からは本作に関して「劇中歌がとても素敵で何度でも聞き直したくなります」、「劇団四季の俳優さんが吹き替えをされているのも魅力的」、「ノートルダムの鐘は全ての人の心に響く大傑作です。今の子供達にこそ観てほしい」といったコメントが集まっている。

主人公の美しい少女ティアナと、魔女の策略でカエルの姿に変えられてしまった王子様の冒険を描くロマンチック・ストーリー
主人公の美しい少女ティアナと、魔女の策略でカエルの姿に変えられてしまった王子様の冒険を描くロマンチック・ストーリー[c]2023 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

12月1日(金)に放送されるのは、グリム童話「かえるの王さま」に、現代風のアレンジを加えたE・D・ベイカーによる児童小説「カエルになったお姫様」を題材にした長編アニメーション『プリンセスと魔法のキス』(10)。1920年代のアメリカ・ニューオーリンズを舞台に、主人公の美しい少女ティアナと、魔女の策略でカエルの姿に変えられてしまった王子様の運命的なキスによって、不思議な水辺の冒険の旅が繰り広げられる新しいロマンチック・ストーリー。

監督は、『リトル・マーメイド』、『アラジン』、『モアナと伝説の海』(16)などでコンビを組んだジョン・マスカー、ロン・クレメンツ。音楽は、ピクサー作品に多くの曲を提供、『モンスターズ・インク』(01)のテーマ曲「君がいないと」でアカデミー賞の歌曲賞を受賞している、シンガー・ソングライターのランディ・ニューマンが担当している。

本作については視聴者から「ディズニーの良さ全てが詰まっている大好きな作品です!」、「ノリノリのジャズとカラフルなアニメーションにウキウキします」、「頑張る主人公を応援したくなる!」などの推薦コメントが届いている。

ウサギの新米警察官ジュディと、夢を忘れた皮肉屋のキツネの詐欺師ニックが事件に挑む!
ウサギの新米警察官ジュディと、夢を忘れた皮肉屋のキツネの詐欺師ニックが事件に挑む![c]2023 Disney. All rights reserved.

そして12月8日(金)に放送されるのは、第89回アカデミーで長編アニメーション賞を受賞した『ズートピア』(16)。舞台は、様々な動物たちがまるで人間の様に服を着て、2本足で歩き、家族を持ち、通勤し、ハイテク機器を駆使して暮らしている楽園都市”ズートピア”。正義感が強く、立派な警察官になる事を夢見るウサギの新米警察官ジュディと、夢を忘れた皮肉屋のキツネの詐欺師ニック。ひょんな事から、正反対の性格の2人が手を組み事件に挑む。

監督は『塔の上のラプンツェル』のハワードと『シュガー・ラッシュ』(12)のリッチ・ムーア。音楽は『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)でアカデミー賞作曲賞に輝くマイケル・ジアッチーノ。また、日本語吹替版声優として、主人公、ウサギの新米警察官ジュディ・ホップスの声を上戸彩、キツネの詐欺師ニック・ワイルドの声を森川智之が務めている。

視聴者からは本作に「多様性が重視された作品。いまこの現代にこそまた放送して欲しい」、「ジュディとニックのでこぼこコンビが可愛くてカッコイイ!」、「ズートピアはニックとホップスの関係性が尊い!」といった声が集まっている。


一昨年公開されたばかりの初放送作品から、しばらく放送のなかったレアな作品までバラエティに富んだラインナップが実現した今回の企画。テレビの前で、ディズニーアニメの傑作たちを堪能しよう!

文/スズキヒロシ

関連作品