「『くだらない』が最高の誉め言葉」GACKTが『翔んで埼玉』続編をアピール!
10月24日、『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)のジャパンプレミアレッドカーペットイベントが、六本木ヒルズアリーナにて行われ、GACKT、二階堂ふみ、杏、片岡愛之助、藤原紀香、川崎麻世、加藤諒、益若つばさ、和久井映見、アキラ100%、朝日奈央、武内英樹監督が登壇した。
本作は、二階堂ふみ、GACKTが主演を務めた『翔んで埼玉』(19)の続編。麻実麗(GACKT)、壇ノ浦百美(二階堂)ら率いる埼玉解放戦線らの活躍と、埼玉を飛びだし、日本全土を巻き込んだ天下分け目の東西ディスり対決が描かれる。メガホンをとるのは、前作に引き続き武内英樹監督。本作より、滋賀解放戦線のリーダーである桔梗魁(杏)、関西を牛耳る大阪府知事、嘉祥寺晃(片岡愛之助)ら新たなキャラクターが数々登場する。
二階堂は、「本当に私もGACKTさんも“2”はもういいんじゃないかと話していたんですけど(笑)。こうやっておもしろい作品がまた完成して。いま、世界中でいろいろなことがあって、コロナもあって、大変なことが続いてきたなかで、ただ楽しんでいただいて、それでいて自分のルーツであったり、郷土愛みたいなものも再確認できたりする、すごく良い作品になっていると思います。ぜひ劇場で楽しんでいただいて、埼玉の方も埼玉ではない方も、関西の方も関西でない方も、全国の方々にこの『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』をお届けしたいです」と挨拶。
またGACKTは、「最後の最後までこの制作を反対していました。ところが、この豪華なキャストのリストを見せられて、もう逃げられませんよと。『ふみちゃんはどう言っているの?』と聞くと、『やめましょうと言っている』と聞いたのですが…。どんな作品になるのか心配でしたが、監督を信じるしかない現場のなかで最後までやらせていただきました。この時代に必要な作品になったんじゃないかなと思います。『くだらない』と笑っていただけたら、それが最高の誉め言葉。映画館で知らない人たちと一緒に笑いや感動を共有して、大いに笑っていただいて。観終わったあとにモヤモヤした気持ちがすっきりする作品だと信じています。それを映画館で体験していただきたいです」とアピール。
続けて「全国にこれだけの“翔んで埼玉ファン”がいると聞いていたので残念な報告ではあるのですが、この作品にはかなり際どい“パクり疑惑”がたくさんあります」とぶっちゃけ、「僕の予想では、すぐに公開中止になるのではないかと(笑)。永久追放になる可能性がある作品。公開中止になる前に、早めに劇場に家族や仲間を誘って来て『あれが永久追放になった作品だよ』と。観た人だけの心に残る作品になってくれたらうれしい」と話し、笑いを誘っていた。
※川崎麻世の「崎」は「たつさき」が正式表記
取材・文/平井あゆみ