ウンパルンパ役は松平健に!『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』完全吹替版本予告も|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ウンパルンパ役は松平健に!『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』完全吹替版本予告も

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ウンパルンパ役は松平健に!『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』完全吹替版本予告も

『チャーリーとチョコレート工場』(05)の工場長ウィリー・ウォンカの若き日々を描く『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)。このたび、世界中から愛されるウンパルンパ役の日本版声優が松平健に決定。あわせて本予告、日本限定ポスターが解禁となった。

【写真を見る】インパクト大!ウンパルンパのキャラクターポスター
【写真を見る】インパクト大!ウンパルンパのキャラクターポスター[c]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

本作は「ハリー・ポッター」シリーズのプロデューサーが超豪華キャスト&スタッフを迎えて贈る、歌と魔法と感動のファンタジー超大作。幼いころから、いつか母と一緒に美味しいチョコレートの店を作ろうと夢見ていたウォンカ(ティモシー・シャラメ)は、夢を叶えるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。世界一おいしくて、一口食べると幸せな気分になり、空だって飛べるという誰も味わったこともないウォンカの“魔法のチョコレート”はまたたく間に人々を虜にする。ウォンカは一躍人気者となるが、彼の才能を妬んだ“チョコレート組合3人組”に目をつけられ、さらにとある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパ(ヒュー・グラント)というオレンジ色の小さな紳士も現れる。はたしてウォンカは、無事にこの町にチョコレート店を作ることができるのか?

ティモシー・シャラメ演じるウィリー・ウォンカ
ティモシー・シャラメ演じるウィリー・ウォンカ[c]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

ウンパルンパは、ジョニー・デップがウィリー・ウォンカ役を演じて大ヒットを記録した映画『チャーリーとチョコレート工場』で、チョコレート工場の従業員という役どころで登場し、その奇抜なキャラクターと、一度聴いたら耳から離れない歌とダンスによって、一躍世界中から注目された人気キャラクターだ。本作ではウォンカの部屋に忍び込み夜な夜なチョコレートを盗む一方で、ウォンカの窮地に現れ、時には力を貸してくれる謎の小さき紳士として描かれており、『ラブ・アクチュアリー』(03)など数多くのロマンティック・コメディに出演した名優ヒュー・グラントが演じることでも大きな話題を集めている。

このたび、ウンパルンパ役の日本版声優を、俳優の松平健が務めることが決定。近年「マツケンサンバII」が再ブレイクするなど、常に第一線でエンターテインメントを提供し続け、若い世代はもちろん老若男女問わず絶大な人気を集める松平だが、ウンパルンパというキャラクターが放つ楽しさと、数々の作品に出演を続けるグラントと肩を並べる実績をあわせ持つ人物としてこの役を打診したとのこと。

台本を持って笑顔を浮かべる松平
台本を持って笑顔を浮かべる松平[c]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

オファーに対して松平は「吹替経験は少ないので少し不安はありました。ただ、役が可愛いくて、普通の人をやるよりもすごい変わった役だったのでおもしろいなと思いました」とウンパルンパのキャラクターに惹かれたことが決め手だと明かした。ウンパルンパは、「小さいけども強いプライドがあって、可愛い」キャラクターだが、歌のアフレコ収録は難しかったようで「聞いてたら簡単なリズムな歌なんですけど、歌ってみたら難しい歌でした」とその苦労を語った。また、「ご本人(ヒュー・グラント)が踊りながら歌っているんで」と、劇中でも登場するウンパルンパの踊りを真似しながら歌うお茶目な姿も披露している。

ベテランでありながら常に新しいことに挑戦し、話題にこと欠かない松平。ウィリー・ウォンカの“夢の始まり”が描かれる本作にちなみ、今後の自身の夢について聞かれると、「いまは自分が夢を持ってというよりも、企画を出す若いスタッフがどんどん育っているので、その人たちの提案する企画にチャレンジしていくことを大切にしています。若い人の才能がどんどん、新たな松平健を広げてくれていってますし、その人たちの夢に貢献することがいまの夢です」と、まさに本作の主人公ウォンカのような若き挑戦者の夢を支える、思わず胸が熱くなる言葉も飛びだした。

続けて「この作品はすごい夢があったり、家族愛、そして友情、いろんなことが描かれていますが、とにかく楽しい作品です。歌あり、踊りあり、いろんなものが詰まったファンタジーなので是非ご覧いただきたい」と公開を楽しみにしている方々に向け、メッセージを送った。

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日(金)より公開
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日(金)より公開[c]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

また、本作は劇中で全13曲もの歌と台詞を同一キャストが吹替を務める“完全吹替版”となっており、10月11日に行われた製作発表会見で実力派豪華キャスト陣が発表されると、たちまちSNSでも話題に。主人公ウィリー・ウォンカ役に、日本レコード大賞受賞の5人組男性アーティストDa-iCEでボーカルを務める花村想太、ウォンカの相棒的存在となる少女ヌードル役に楽器を持たないパンクバンドBiSHのボーカルを務めていたセントチヒロ・チッチ、チョコが好きすぎて悪事に手を染める警察署長役として、大人気のお笑いコンビ、チョコレートプラネットの長田庄平、さらに謎に満ちたチョコレート中毒の神父役として相方の松尾駿が担当するなど、アーティスト、俳優、芸人、声優と各界の実力派が集結した。

そんな“完全吹替版”の日本版予告もあわせて解禁された。この予告では、世界一のチョコレート店を開くという亡き母との約束を叶えるため、主人公ウォンカは、ひとりぼっちの少女ヌードル(キャラー・レイン)など一風変わった宿の住人たちや、松平演じる小さな紳士ウンパルンパとともに、ウォンカの夢を阻む“チョコレート組合3人組”に立ち向かう姿が描かれている。製作発表会見時に解禁された完全吹替版予告のシーンに加え、チョコプラ長田が演じる悪事に手を染める警察署長が、ウォンカの顔を噴水へと突っ込み、理不尽な罰を与える悪役っぷりや、松尾が演じる神父がキリンに追いかけられ慌てふためく様子なども追加され、豪華吹替キャスト陣のハマり役具合がよく分かり、完全吹替版への期待が高まる予告映像となった。

世代を超えて愛されるロアルド・ダールの児童書「チョコレート工場の秘密」をもとに、オリジナルストーリーを紡ぐ本作。この冬、日本中にウォンカのチョコレートの魔法がかかりそうだ。

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