公開8日で動員100万人突破&2週連続V!『ゴジラ-1.0』は『シン・ゴジラ』の成績にどこまで迫れるか
『マーベルズ』『法廷遊戯』新作5作品が一挙にランクイン!
今週は新作タイトルが一挙に5作品もランクイン。2位にはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作『マーベルズ』(公開中)が初登場。日本でも興収20億円を突破する大ヒットとなった『キャプテン・マーベル』(19)に続き、ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベルの新たな戦いが描かれる同作。IMAXやScreenXなどのラージ・スクリーン・フォーマットでの上映が好調で、興収全体のうち21.9%のシェアを占めているようだ。
また3位にランクインしたのは、五十嵐律人の同名ミステリー小説をKing & Princeの永瀬廉主演で映画化した『法廷遊戯』(公開中)。ロースクールを舞台に、模擬裁判“無辜ゲーム”で起きた殺人事件をきっかけに学生たちの裏に隠された真実が暴かれていく物語で、共演には杉咲花や北村匠海、戸塚純貴ら若手の人気キャストが集結。初日から3日間の観客動員は12万人で、興収は1億6900万円となっている。
さらに5位には第36回東京国際映画祭で監督賞と観客賞の2部門に輝いた、稲垣吾郎と新垣結衣共演の『正欲』(公開中)が入り、9位にはテレビアニメ「銀魂」の人気エピソードを再編集した『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』(公開中)、10位にはP.A.WORKSの新作長編アニメーション映画『駒田蒸留所へようこそ』(公開中)がそれぞれランクインした。
前週2位に初登場を果たした『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』(公開中)は4位となり、累計成績では動員33万人、興収4億円を突破。『ONE PIECE FILM RED』(公開中)は6位となり、累計興収は現在202.7億円と、歴代興収ランキングで現在6位の『ハリー・ポッターと賢者の石』(01)の興収203億円に目前まで迫っている。アンコール上映は11月19日(日)で終了となるので、残り数日で追い抜くことができるのか注目だ。
以下は、1~10位までのランキング(11月10日〜11月12日)
1位『ゴジラ-1.0』
2位『マーベルズ』
3位『法廷遊戯』
4位『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』
5位『正欲』
6位『ONE PIECE FILM RED』
7位『ミステリと言う勿れ』
8位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』
9位『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』
10位『駒田蒸留所へようこそ』
今週末は、水木しげる生誕100周年を記念して制作された『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(11月17日公開)、品川ヒロシがメガホンをとり同名ヤンキーマンガを実写映画化した『OUT』(11月17日公開)などが公開を控えている。
文/久保田 和馬