東京国際映画祭エシカル・フィルム賞受賞作『ミツバチと私』繊細な表情を切り取る予告編
<スタッフコメント>
●エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督
「日本で私の映画を上映していただけてとても幸せです。皆様にこの映画を観ていただきたい理由はいくつかあります。一つは、子どものトランスジェンダーというとても重要なテーマを扱っているからです。しかし、それだけではありません。家族の問題も含まれていますし、私たちは時々、自分は一体誰なのだろうと自問することがあります。それは、自分自身を取り巻く人々が自分をどのように見ているかにも関係します。この映画は、光に満ちていて繊細で優しく感動的です。主人公のソフィア・オテロだけではなく、母親や祖母、叔母役の俳優たちもすばらしい演技をしています。また、この映画を観て私の生まれ故郷であるバスクを発見してほしいと思います。バスク語という言語、そしてバスクの風景をです。映画館で皆様を待っています」
文/山崎伸子
作品情報へ