ゴジラ初のドラマ 「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」手に汗握る本編映像

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ゴジラ初のドラマ 「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」手に汗握る本編映像

「ゴジラ」が2024年に生誕70周年迎えるなか、レジェンダリーによる「モンスター・ヴァース」の世界観をベースに描かれた、待望の「ゴジラ」初となるドラマシリーズ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」が、本日11月17日よりApple TV+で全世界に配信された。それにあわせ、本編映像が初解禁された。

【写真を見る】RIKACOと渡部篤郎の次男、渡部蓮ら新進気鋭の若手俳優が出演!
【写真を見る】RIKACOと渡部篤郎の次男、渡部蓮ら新進気鋭の若手俳優が出演!画像提供 Apple TV+/映像提供 Apple TV+

ギャレス・エドワーズが監督を務めた『GODZILLA ゴジラ』(14)から始まり、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(19)、『ゴジラvsコング』(21)、そして最新作『ゴジラxコング:ザ・ニュー・エンパイア(原題)』の公開を2024年に控えるレジェンダリーの「モンスター・ヴァース」シリーズ。モンスターたちの暴れっぷりはもちろんのこと、凶悪度が増したゴジラの姿が反響を呼び、日本でも根強い人気を誇る。出演するのは、カート・ラッセル、ラッセルの実の息子であるワイアット・ラッセル、真田広之主演のハリウッド製作ドラマ「SHOGUN 将軍」の公開を控えるアンナ・サワイ、カーシー・クレモンズのほか、新進気鋭の若手俳優の渡部蓮、山本真理、アンダーズ・ホームら豪華キャストが参加した。

舞台はサンフランシスコから日本へ。ゴジラとタイタンの壮絶な戦いによってサンフランシスコが破壊され、モンスターが実在するという衝撃の事実が発覚する。2015年には、世界中で“ゴジラ避難経路”といった案内標識も当たり前に。ケイト(サワイ)は、亡き父ヒロシが残したとあるアパートの鍵だけを手掛かりに日本へやってくる。父が突然姿を消した謎を解き明かすため、アパートの鍵を開けてみると、そこには父のもう1人の妻と、その息子ケンタロウ(渡部)が暮らしていた。

世界中で“ゴジラ避難経路”といった案内標識が
世界中で“ゴジラ避難経路”といった案内標識が画像提供 Apple TV+/映像提供 Apple TV+

すぐに立ち去るケイトだったが、その直後“ゴジラ警報”が鳴りだす。ケンタロウに助けられ、一緒に避難所に逃げ込んだケイトに、ケンタロウは「見せたいものがある」と父親の仕事場である事務所に連れて行く。なんの変哲もない事務所の壁に隠し金庫を見つけた2人は、その中から、あるマークの入ったカバンを発見。それはサンフランシスコでケイトが見た、「モナーク」という秘密組織のものだった。1999年、科学者の芹沢(渡辺)によって地球の放射線を食べて生きるモンスターの存在が見つかる。そのモンスター“ゴジラ”を発見し研究するため、各国が共同で設立したのが「モナーク」だった。突然姿を消したケイトらの父と、「モナーク」の関係や、彼ら家族の隠された過去に迫る手がかりは、父親の事務所から見つかった古い写真や手紙。それらによって彼らはある施設に拘留されたリー・ショー大佐(カート・ラッセル)へと導かれていく。

今回解禁された映像は、若き日のリー・ショー(ワイアット・ラッセル)が、ある研究をしているケイコ(山本)とビル(ホーム)とともに、廃墟に入り込むシーンだ。そこにはオレンジ色の薄い膜の卵がいくつも産みつけられ、中には幼虫らしきモンスターたちが眠っている。卵の群れはいまにも動きだし、その薄い膜を破って出てきそうな不気味な雰囲気を漂わせているが、ケイコはサンプルを採取するため卵の1つに近付く。しかし、突然地面がひび割れ始め、建物も崩れ始め、その衝撃でモンスターたちが一斉に卵からかえり、彼らに襲いかかるという、思わず手に汗握るシーンが展開する。


「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の場面写真
「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の場面写真画像提供 Apple TV+/映像提供 Apple TV+

東京や新宿などでも撮影を行い、日本人キャストも多く出演した本作には、監督兼エグゼクティブプロデューサーを務めるマット・シャックマンをはじめ、一流の、そして純粋なゴジラのファンであるスタッフらが集結。ゴジラの聖地である日本への多大なリスペクトが込められたストーリー展開と高クオリティで魅せるモンスターらの迫力に注目したい。

文/山崎伸子

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