“戦う”山崎賢人は「カッコいい!」新田真剣佑もゾッコン|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
“戦う”山崎賢人は「カッコいい!」新田真剣佑もゾッコン

インタビュー

“戦う”山崎賢人は「カッコいい!」新田真剣佑もゾッコン

伝説的人気コミックを実写映画化する『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』がいよいよスクリーンに登場する(8月4日公開)。シリーズ累計売上1億部突破という記録を打ち立てたコミックを映画化するとあって、キャスト陣のプレッシャーも相当なものだったはず。そこで、主人公の仗助として映画を背負った山崎賢人と、虹村億泰を演じた新田真剣佑にインタビューを敢行。山崎から「プレッシャーをワクワクに変えた」と力強い言葉が飛び出した。

荒木飛呂彦によるコミック『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部を原作に、“スタンド”と呼ばれる特殊能力を持った高校生・仗助の戦いを描く本作。平和だった町・杜王町を襲った連続変死事件。仗助は新たな犯行現場に出くわしたことから、同じく“スタンド”の使い手である犯人と攻防を繰り広げることとなる。

リーゼント・ヘアーに学ランというワイルドな外見を持ちつつも、心根は優しい仗助を演じたのが山崎。2016年9月に行われた製作発表の場では「とにかく頑張るしかない」と緊張の面持ちで意気込みを語るなど、大きなプレッシャーと戦った。

「どのようにプレッシャーを乗り越えた?」と聞いてみると、山崎は「これだけのプレッシャーを感じられるのも、『ジョジョ』と巡り会えたからこそ。『絶対にやってやろう』と思いましたし、現場に入るのを楽しみにしていました。プレッシャーをワクワクに変えて飛び込みました」とキッパリ。揺るぎない言葉に主演としての頼もしさがにじみ出るが、その強さは「作品を重ねるごとに身につけてきたものだと思います。あと、サッカーをやっていたので負けず嫌いなところがあるのかもしれません」と話す。

三池崇史監督のもと個性的なキャストが集い、『ジョジョの奇妙な冒険』の世界を具現化。周囲の仲間たちの存在も、大きな刺激となったという。新田は「主演は山崎賢人さんだと聞いて、僕は『何か学ぼう』と思って現場に挑みました。やはり同世代でこれだけ活躍されていて、会ってみたいと思ったし、絶対に刺激を受けられると思った」と告白。

さらに「億泰のような役には二度と巡り会えない。とことん迷える役。このストーリーのなかで、できるだけリアリティのある芝居をしたいなと思っていました」と億泰役へのこだわりを語ると、山崎は「真剣佑は完全に億泰だった!」と楽しそうな笑顔で、「真剣佑も神木隆之介も同世代で。そういう存在が一緒にいるというのは、とても心強かったです。先輩方もものすごいパワーで役に向かっていて、僕も頑張ろうと思いました。仗助と億泰の関係性は大好きなので、もっとやってみたいですね」と再共演を望む。

男だらけの熱いバトルが繰り広げられる本作では、彼らの新鮮な表情も見ることができる。山崎は「僕は原作を読んで、『ジョジョ』が大好きになりました。もともとバトル漫画も大好きで、少年心をくすぐられた。やっぱり男なので、こういう作品はワクワクします」とニヤリ。新田は「スタンドで戦うというのは、『ジョジョ』でしか見られない戦い方。山崎賢人はやっぱりカッコいいなと思いました」と“戦う”山崎の姿に、ゾッコンの様子だった。【取材・文/成田おり枝】

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