すべての作品が1作目と直接つながる!「エクソシスト」シリーズの個性豊かな過去作を一気にチェック
50年ぶりにクリスがカムバック !『エクソシスト 信じる者』
そして最新作『エクソシスト 信じる者』では、1作目で抜群の存在感を放ったリーガンの母クリス・マクニール(エレン・バースティン)が、キャストもそのまま50年ぶりに再登場。悪魔パズズとの望まない再会を果たし、命懸けの悪魔祓いへと挑んでいく。
12年前に妻を亡くし、一人で娘のアンジェラ(リディア・ジュエット)を育てるヴィクター(レスリー・オドム・Jr)。ある日、アンジェラと親友のキャサリン(オリヴィア・オニール)が森へ出かけたきり行方不明となってしまう。3日後に無事保護された2人だったが、その日を境に突然暴れだし、叫び、自傷行為をしたりと常軌を逸した行動を繰り返していく。
娘の異変にヴィクターはかつて悪魔憑きを目の当たりにしたクリスに助けを求め、悪魔祓いの儀式を開始。そんななか、悪魔パズズは「1人は生き残り、1人は死ぬ。どちらかを選べと…」と親たちを嘲笑っていく。
憑依された子どもを持つ経験者として物語に登場するクリス。「久しぶりね」とパズズとの再会を果たすと子どもを救うために危険に身を投じたり、親たちを励ましたりと、主役ではないものの重要なキャラクターとして物語に深みを与えていく。ちなみに今作は3部作構成ということで、今後の作品にも過去作とのつながりが出てくるのか、気になるところだ。
公開から50年経ったいまもなお最恐のホラーとして名が挙がる名作ゆえに、繰り返し続編が作られてきた「エクソシスト」シリーズ。最新作を機に、傑作から珍作まで多彩な作品が並んでいるので、ぜひチェックしてみてほしい。
文/サンクレイオ翼
作品情報へ