アニャ・テイラー=ジョイ演じるフュリオサが登場!『マッドマックス:フュリオサ』US版予告到着
2015年に公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場したフュリオサの新たな物語が明かされる『マッドマックス:フュリオサ』が2024年に公開されることが決定。このたび、本作のUS版予告、ビジュアルが解禁となった。
石油も、そして水も尽きかけた世界を舞台に、愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元警官マックス(トム・ハーディ)の物語を描いた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。資源を独占しー恐怖と暴力で民衆を支配するイモータン・ジョーに反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)の自由への逃走劇が展開し、世界中で大ヒットを記録した。第88回米アカデミー賞では、アクション作品としては異例のアカデミー賞作品賞候補となり、最多10部門にノミネートされ、6部門を受賞した。
本作で、セロンからフュリオサ役を引き継いだのは「クイーンズ・ギャンビット」や『ラストナイト・イン・ソーホー』(21)のアニャ・テイラー=ジョイ。また、「アベンジャーズ」シリーズで日本でも人気のクリス・ヘムズワースが共演し、監督は、1979 年に公開された『マッドマックス』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』までこれまでシリーズ4作品を手がけたジョージ・ミラーが担当する。
US版予告では、世界の崩壊から45年後の世界を舞台にした本作の世界観が垣間見えている。家族から引き離された若きフュリオサの、人生を懸けて故郷へと帰ろうとする“修羅の道”が描かれる。彼女はウォーロード・ディメンタス将軍(ヘムズワース)率いるバイカーの大群の手に落ち、荒地で戦いに明け暮れる男たちと行動をともにしていくうち、城塞都市に君臨するジョーと出くわすことに。数々のアクションシーンには、ジョーに馴染みの改造車や、彼を神のように崇拝する私設軍隊のウォーボーイズが映しだされる。やがて、ディメンタス将軍とジョーの水、緑、石、そして土地の覇権を巡る争いから、フュリオサの数々の試練と故郷への道を探す姿が描かれていく。
さらに、ブラジルコミコンで解禁されたファーストルックのビジュアルも到着。黄金に輝くフュリオサを、名誉の戦死を遂げ魂が英雄の館に招かれたであろう屍たちが称えている。まさにマッドマックスの世界であり、彼女の修羅の道を想起させる、観たことがないビジュアルとなった。
今作に関して、ミラー監督は「『怒りのデス・ロード』は3日2晩の出来事でロードムービーでしたが、この映画は15年にわたるフュリオサの物語だ」と語っており、予告編の最後には、バズカット姿の成長したフュリオサが披露される。ついに明かされる彼女の知られざる過去に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ