“怪物の木こり”が斧投げバーの1日店長に就任!武器を振りかざし、集まったファンと斧投げ対決も「明日は筋肉痛かな…」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
“怪物の木こり”が斧投げバーの1日店長に就任!武器を振りかざし、集まったファンと斧投げ対決も「明日は筋肉痛かな…」

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“怪物の木こり”が斧投げバーの1日店長に就任!武器を振りかざし、集まったファンと斧投げ対決も「明日は筋肉痛かな…」

2019年の第17回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作を三池崇史監督と亀梨和也の初タッグによって実写映画化した『怪物の木こり』(公開中)。亀梨の体現した恐ろしくも美しいサイコパスぶりと共に、主人公の対決相手となるシリアルキラー、“怪物の木こり”が放つ異様な存在感も話題となっている。12月2日には、斧が投げられるスポーツバー「THE AXE THROWING BAR 浅草店」に、なんと“怪物の木こり”が来店。1日店長を務め、集まったお客さんと交流を図った。映画を観てから同店に駆けつけたという人も多く見受けられ、「映画の“怪物の木こり”さんはとても怖かったけれど、近くで見たらやさしくてかわいい!」との声も上がった。

斧を振りかざした姿は、迫力たっぷり!
斧を振りかざした姿は、迫力たっぷり!

亀梨が、目的のためには殺人すらいとわない冷血非情なサイコパスを演じた本作。怪物の仮面を被り、人間の脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生。次のターゲットとして狙われた弁護士の二宮彰(亀梨)が、シリアルキラーである怪物との対決に挑みながら驚がくの真相に辿り着く様を描く。「THE AXE THROWING BAR」は、AXE THROWING=斧投げというスポーツを通じて、人と人とのコミュニケーションを創出、活発化させることを目指したスポーツバー。ダーツ感覚で斧を木の的に投げて得点を競い合うことができるほか、ピザやホットドック、カクテルやビール、ソフトドリンクなどドリンク&フードを楽しむことができる。本作に登場する“怪物の木こり”の武器が斧であることから、この日の企画が実現した。

チラシ配りに奔走する“怪物の木こり”さん
チラシ配りに奔走する“怪物の木こり”さん

ゆっくりとした足取りで同店を訪れた“怪物の木こり”。まずは集まったお客さんにチラシを配り、映画の宣伝に奔走。大きな身体に相手をにらむようなギョロリとした目玉、手には斧と、どう考えても物騒で不気味なビジュアルで、お客さんからも「怖い…」と素直な感想がこぼれる。しかしチラシを配り始めた“怪物の木こり”は、行列を作ったお客さん一人一人にお辞儀をして、丁寧にチラシを手渡し。

「これ、俺だぜ!」とポスターをアピール
「これ、俺だぜ!」とポスターをアピール

お客さんからの握手や写真撮影、記者の「斧を振りかざしてみてください」「ポスターを指してください」との言葉にもサービス精神たっぷりに対応し、「ポスターのここに映っているのは、俺だ」とアピールするお茶目な姿も。「怖い」と言っていたお客さんからも、「やさしい」「かわいく見えてきた」との感想が飛びだすなど、“怪物の木こり”は出会って数分で周囲を魅了していた。

【写真を見る】三本勝負のスタート!同店のスタッフも“怪物の木こり”の斧投げセンスに驚がく
【写真を見る】三本勝負のスタート!同店のスタッフも“怪物の木こり”の斧投げセンスに驚がく

そしてメインイベントとなったのが、“怪物の木こり”とお客さんとの斧投げ三本勝負。一般社団法人日本アックススローイング協会(JAAT)認定スタッフから安全に斧投げを楽しむためのレクチャーを受け、お客さんもトライ。中央を射止めると6点ゲットなど刺さった箇所によって点数が決まるルールで、この日は3回投げて得点の高い人が勝者となる、三本勝負が行われた。お客さんは「重い!」と重量感に驚きつつ斧を投げ、バン!と木の的に当たる音からもその迫力が伝わってくる。斧を武器とする“怪物の木こり”は、さすがとしか言いようがないスマートな斧投げを披露し、連勝を重ねていく。これには「めちゃめちゃうまいです!」と切りだした同店のスタッフも、「あんなにガスガスと的に斧が刺さる方はいません。だいぶセンスがあります。斧の構え方も、殺しのセンスを感じさせます」と舌を巻いていた。

斧をガチン!と重ねて、いざ対決!
斧をガチン!と重ねて、いざ対決!

“怪物の木こり”との斧投げ対決に挑んだ30代女性は、「斧を投げることはできるんですが、的に刺すのは難しかったです。投げまくったら刺さるのかも」ともっと練習を重ねてみたい様子で、「刺さったらストレス発散になりそうですね」と期待。本作もすでに鑑賞しているといい、「“怪物の木こり”さんに会えた!」と笑顔を見せながら、「“怪物の木こり”さんは、斧投げもすごく上手でしたね。映画でもちゃんと斧がヒットしていましたから」と楽しそうに話す。「亀梨さんが出演するということで、原作も読んでから、映画を観ました。亀梨さんと“怪物の木こり”さんとの対決にはハラハラしました。映画では、原作とまた違ったラストが描かれていて、出演者の方々が『泣ける』とお話ししていた意味がわかりました。亀梨さんのサイコパスぶりも最高。また新たな一面を見られた気がします」とスリリングな展開と人間ドラマとしての側面、両方を堪能したことを明かしていた。

ストレスの発散にもなりそうだ
ストレスの発散にもなりそうだ

また同じく“怪物の木こり”との斧投げ対決をした20代女性も、本作を鑑賞済みとのこと。「映画で観た印象と同じように、実際にお会いしても大きくてびっくりしました。でも本物はかわいかったです」と“怪物の木こり”のインパクトと愛らしさについて言及。「亀梨さんも、マスクをしている“怪物の木こり”さんは『(視界が狭いため)大変そうだった』とお話ししていましたが、なるほどなと思いました。“怪物の木こり”さんに会えて、うれしかったです」と声を弾ませながら、「映画では亀梨さんのサイコパスぶりが、とてもステキで。これまでには見たことがない表情を見られました」とこちらも亀梨の新鮮な表情に触れて、大満足だったという。


1日店長として奮闘中の“怪物の木こり”を直撃すると、「たくさんのお客さんに来ていただけてうれしかったです。でも明日はきっと筋肉痛かな…」とガッチリとしたマスクのため断言はできないものの、おそらく苦笑まじりに語り「映画もぜひご覧いただきたいです」と熱くアピール。続々と訪れる対決希望者との戦いに真摯に応じるなど、1日店長としての役割もしっかりと果たしていた。

取材・文/成田おり枝

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