ブラジルコミコンに『アクアマン』チームが集結!「ラージフォーマットで観てもらうために作られた完璧な映画」
全世界興収11億ドルを超え、日本でも大ヒットを記録した『アクアマン』(18)の待望の最新作『アクアマン/失われた王国』(2024年1月12日公開)。その公開に先駆け、ブラジル・サンパウロで開催されたブラジルコミコン(CCXP23)にて本作のパネルディスカッションが開催。ジェイソン・モモアとパトリック・ウィルソン、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、そしてジェームズ・ワン監督が登壇し会場を熱狂の渦に包んだ。
はるか昔に南極の氷河の奥深くに封印された“失われた帝国”。しかしその封印が解かれ、世界を滅亡させる力を持つ古代兵器“ブラック・トライデント”と共に邪悪な力をもってよみがえってしまう。海底アトランティスの王であるアクアマンは、以前は敵であった弟のオームや家族、そして5億の海の仲間と共に、かつてない脅威から海と地上の世界を守るために立ち向かっていく。
前作に引き続きアクアマンを演じるモモアは、会場に集まった熱狂的なファンからの大歓迎に「この舞台に戻ってこられてワクワクしています」と喜びを爆発。そして「もう8〜9年もアクアマンを演じているから、前作が完成したすぐ後から俳優としても“アクアマン”としてもやりたいことのアイデアがどんどん浮かんできました。だからたくさんリサーチをして、考えをまとめた資料をジェームズとDCに渡しました。そこにいいアイデアもあったようで、ジェームズがこの映画で形にしてくれました」と、強い思いを胸に本作に臨んだことを明かす。
また前作では人類の壊滅を企て、今作では海底世界と人間界を守るためにアクアマンと共闘するオームを演じるウィルソンは「これはオームの贖罪の物語で、自分との戦いでもあります。僕は彼の物語を見守りたいと思います」と説明。“ブラック・トライデント”の力で世界最大の脅威となる宿敵ブラックマンタを演じるアブドゥル=マティーン2世も「ブラックマンタは復讐に取り憑かれている。今回はアクアマンを追い詰めるほどの能力を手に入れます」と最新作の見どころを語った。
そしてワン監督は「『アクアマン』は3Dや4Dで観ると格別に楽しい。そういったラージフォーマットで観てもらうために作られた完璧な映画とも言えます。僕らが作りあげた世界観を表現するのにとても適しているので、ぜひラージフォーマットで観ることをオススメします!」とアピール。前作を凌駕するド派手なアクションを、映画館で体感しよう!
文/久保田 和馬