タイカ・ワイティティ監督が日本のファンだけにメッセージ!『ネクスト・ゴール・ウィンズ』特別予告

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タイカ・ワイティティ監督が日本のファンだけにメッセージ!『ネクスト・ゴール・ウィンズ』特別予告

タイカ・ワイティティ監督が、第92回アカデミー賞脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』(20)の製作スタジオ、サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ最新作『ネクスト・ゴール・ウィンズ』(2024年2月23日公開)。このたび、ワイティティ監督から日本のファンだけに向けたメッセージ映像が到着した。

【写真を見る】破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが、米領サモアチームの立て直しを図る
【写真を見る】破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが、米領サモアチームの立て直しを図る[c]2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

2001年、ワールドカップ予選史上最悪の0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに迫る次の予選。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲン(マイケル・ファスベンダー)が就任し、立て直しを図る。2014年に、『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』としてドキュメンタリー映画化もされたこの奇跡の実話をベースに、『ソー:ラブ&サンダー』(22)などのハリウッド大作から、『ジョジョ・ラビット』といったセンスとユーモアにあふれた心打つ感動作まで幅広く手掛けるワイティティが監督と脚本を務め、独自の世界観とユーモアを盛り込みつつ描く。主人公トーマス・ロンゲンをファスベンダーが演じるほか、オスカー・ナイトリー、エリザベス・モスなど実力派俳優たちが脇を固める。

先日LAで実施されたプレミアではキャスト&スタッフ陣が登壇し、大いに盛り上がりをみせた。そして今回、本作の日本公開を記念してワイティティ監督より“日本のファンだけ“に向けたメッセージ映像が到着。さらに本作のユニークでハッピーな世界観を生みだす撮影現場の和気あいあいとした様子が映しだされたメイキング映像たっぷりの特別予告も解禁に。

「諦めたら試合終了だ」と、日本人ならきっと誰もが心に響くであろうあの(!?)名言から、「諦めないで!」、「観てね!」と、時折日本語も交えつつ、ワイティティらしいユーモアのあるエールが送られ、思わず心温まるスペシャルなメッセージ映像から幕開けするこの映像。劇中の注目シーンの数々に加え、なんと監督のワイティティ自身がナビゲートしてくれるという贅沢な構成となっており、本作の魅力を余すことなく感じられる。「サッカーの知識はゼロだった。撮影が終わる頃にはもっと無知に(なっていた)」とワイティティが持ち前のユーモアをちりばめながら語る本作は、サッカーを題材にした作品ではあるものの、鑑賞する上でスポーツの知識は必要なく、誰もが楽しめることをアピール。また、「逆境に打ち勝つ物語だ。そこに惹かれた」、「爽快な気分になれる映画だ。楽しくて希望に満ちあふれている」と続けるように、困難に立ち向かうことへのカタルシスを味わうことができるとともに、いまの時代だからこそ観るべき心揺さぶられ、勇気をもらえる作品と出会える期待が高まるばかりだ。


『ジョジョ・ラビット』で世界を涙に包んだワイティティ監督が、実話をもとに全ての“負けを知る”人々へ贈る、笑って、思わず涙する感動の物語『ネクスト・ゴール・ウィンズ』。希望に満ちた物語を、ぜひ劇場で見届けてほしい。

文/サンクレイオ翼

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