福本伸行&かわぐちかいじタッグの人気漫画が映画化!『告白 コンフェッション』生田斗真とヤン・イクチュンがW主演
<キャスト、スタッフコメント>
●生田斗真(浅井啓介役)
Q.出演オファーを受けて
「ここまで閉鎖的な空間で、出演者はほぼ2人と言っていいくらいのミニマムな世界観の中で、展開すること。そしてなによりもヤン・イクチュンさんとお芝居ができるのが楽しみでした」
Q.演じられた役柄について
「この映画は冒頭、ある男とある男が遭難して山小屋に逃げ込んで、そこからお互いの関係性や、2人になにが起きたのかなどが明らかになっていきます。前情報としてお伝えできることが多くはないですが、ヤン・イクチュンさんの怖い顔と、それに怯える私が演じる浅井というのが、ハラハラドキドキして楽しんでもらえる大きな要素の一つになっていると思います」
Q.劇場公開を待つ観客へのメッセージ
「本当にドキドキする、最高にスリリングな作品になっていると予想されます。この映画は、始まりと終わりでガラリと世界観が変わるような作品だと思いますので、是非、公開を楽しみにしてほしいと思っています」
●ヤン・イクチュン(リュウ・ジヨン役)
Q.出演オファーを受けて
「初めてオファーを受けたのが、4年前でした。ですので、とにかく頑張ろうという気持ちでした。4年の歳月を経て、シナリオも変わっていきました。完成したこの映画が、4年間の努力の結晶としてすばらしい出来栄えになれば良いと思っています」
Q.演じられた役柄について
「人間は誰でもミスや失敗をするもので、大きな失敗をした時に、1人の人間として、その状況でどのように自分の感情を隠し、その感情から抜け出すか、もがくものです。私はジヨンが浅井のようで、浅井がジヨンのようだと感じます。人間は時に弱くて怖がりです。その醜い感情をどのように表現するかを悩みました」
Q.劇場公開を待つ観客へのメッセージ
「最近は家で映画やドラマをよく見ますよね。もちろん、そういった作品もとてもおもしろくてすばらしいのですが、劇場で観る映画的な快感は失われているように思います。この作品が、劇場ならではの快感を味わえる映画になってほしいなと思います。観客の皆さんに、そんな気分を味わっていただけると嬉しいです」
●山下敦弘(監督)
「2018年に企画を立ち上げましたが、難航するシナリオ作業、さらにコロナ禍での2度の撮影延期という憂き目を経て、ようやく映画化することができました。途中、何度も心が折れそうになりましたが、どうにか形にしたいという監督としての意地と、プロデューサーたちの粘りの結晶が映画『告白 コンフェッション』です。絶対に劇場で観てください」
文/山崎伸子