長谷川平蔵はなぜ“鬼平”と呼ばれるようになったのか?『鬼平犯科帳 血闘』予告映像&本ビジュアルも

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長谷川平蔵はなぜ“鬼平”と呼ばれるようになったのか?『鬼平犯科帳 血闘』予告映像&本ビジュアルも

松本幸四郎、市川染五郎の父子が魅せる、ノンストップアクションエンタテインメント『鬼平犯科帳 血闘』(5月10日公開)。このたび、本作の予告映像と本ビジュアルが解禁となった。

長谷川平蔵はなぜ“鬼平”と呼ばれるようになったのか?『鬼平犯科帳 血闘』予告映像&本ビジュアルも
長谷川平蔵はなぜ“鬼平”と呼ばれるようになったのか?『鬼平犯科帳 血闘』予告映像&本ビジュアルも[c]「鬼平犯科帳 血闘」時代劇パートナーズ

時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送株式会社と時代劇文化の継承の志をともにする時代劇パートナーズ総勢10社が公開する本作。長谷川平蔵はなぜ“鬼平”と呼ばれるようになったのかが描かれる。

今回解禁となったのは、新旧“鬼平”が魅せるノンストップの剣戟アクションが見どころの予告映像。第1弾のテレビスペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」では、長谷川平蔵(松本)の青春時代の思い出と現在とが交錯する淡く儚い物語が描かれるが、本作では長谷川銕三郎(市川)、おろく(松本穂香)と、長谷川平蔵、おまさ(中村ゆり)と、それぞれの時代で“愛した者を救うため”に立ち上がる平蔵の熱き姿が展開する。映像内では、本作最大の見どころであり、本編の中でもたびたび登場する長谷川平蔵のアクションシーンの一部も公開。様々な剣技を駆使したノンストップの剣戟アクションと、平蔵の鬼気迫る表情とが織り成すスピーディーかつ迫力満点の予告映像で、“新たな鬼平”への期待が高まるものとなっている。

また、松本、市川から、鬼平犯科帳ならではの殺陣シーンの魅力に迫ったコメントが到着。松本は「『鬼平犯科帳』での立ち回りはほかの時代劇作品とは違って、立ち回りの一つひとつに意味があるのが魅力です。一見、剣と剣を交えた単なる“殺し合い”のようにも思えますが、それ自体が会話となっていて、この立ち回りこそが鬼平の魅力だと感じました」とコメントした。また、市川は「銕三郎は刀ではなく振り棒での立ち回りでした。棒で殴る立ち回りは、刀とは違う点が多く難しかったのですが大勢をなぎ倒していく迫力のあるシーンだったので気持ち良かったです」と振り返っている。

さらに、日本を代表する名優らが顔を揃える本作の本ビジュアルも到着。長谷川平蔵と“若き日の鬼平”である長谷川銕三郎、さらに平蔵の妻である久栄(仙道敦子)、密偵のおまさ、同じく密偵で相模の彦十(火野正平)、筆頭与力の佐嶋忠介(本宮泰風)、同心メンバーの木村忠吾(浅利陽介)、酒井祐助(山田純大役)、沢田小平次(久保田悠来)、小野十蔵(柄本時生)の姿が。また、2023年12月7日に開催された「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」完成披露試写会で発表され、新レギュラーとなる平蔵が贔屓にする軍鶏鍋屋「五鉄」の亭主である三次郎役の松元ヒロ、三次郎の女房であるおたね役の中島多羅のビジュアルも追加され、レギュラーキャスト陣が顔を揃えた。

また、本作のメインゲストとして、鬼平に相対する盗賊一味の引き込み女、おりん役の志田未来、一味の頭で“鬼平の宿敵”網切の甚五郎役の北村有起哉、そして長谷川平蔵がなぜ“鬼平”と呼ばれるようになった秘密の鍵を握るおろく役の松本、さらに、鬼平の上司である京極備前守高久役の中井貴一、ひとりばたらきの老盗賊である鷺原の九平役の柄本明ら、日本を代表する錚々たる名優たちが脇を固める姿も切り取られている。

また、北村、柄本から“新たな鬼平”に出演する意気込みコメントが到着している。北村は「先代の(中村)吉右衛門さんの『鬼平犯科帳』を“いちファン”として、そして“いち役者”としてずっと出演を恋焦がれていました」と「鬼平犯科帳」への想いをコメント。また、柄本明は「中村吉右衛門さん主演作にも2度出演させていただきましたが、今回『鬼平犯科帳』が新たに復活したということが嬉しく、また、自分も再び出演させていただけたことが大変に嬉しいです」と出演に関して語っている。


長谷川平蔵が“鬼平”と呼ばれるようになった理由とはなんなのか?鬼平の過去と現在が交錯する本作をぜひ劇場で楽しんでほしい。

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