長谷川平蔵はなぜ“鬼平”と呼ばれるようになったのか?『鬼平犯科帳 血闘』予告映像&本ビジュアルも
<出演者コメント>
●松本幸四郎(長谷川平蔵役)
「『鬼平犯科帳』での立ち回りはほかの時代劇作品とは違って、立ち回りの一つひとつに意味があるのが魅力です。立ち回りを通じて、その時の心情や力関係などをすごく感じることができます。一見、剣と剣を交えた単なる“殺し合い”のようにも思えますが、それ自体が会話となっていて、この立ち回りこそが鬼平の魅力だと感じました」
●市川染五郎(長谷川銕三郎役)
「銕三郎は刀ではなく振り棒での立ち回りでした。棒で殴る立ち回りは、刀とは違う点が多く難しかったのですが大勢をなぎ倒していく迫力のあるシーンだったので気持ち良かったです。ぜひ注目していただきたいポイントです」
●北村有起哉(網切の甚五郎役)
「先代の(中村)吉右衛門さんの『鬼平犯科帳』を“いちファン”として、そして“いち役者”としてずっと出演を恋焦がれていましたし、(出演できる日を)夢のように想っていました。今回新しい形で、そしてこのような大役をいただけて、身が引き締まる気持ちとともに非常に嬉しく思いました」
●柄本明(鷺原の九平役)
「中村吉右衛門さん主演作にも2度出演させていただきましたが、今回『鬼平犯科帳』が新たに復活したということが嬉しく、また、自分も再び出演させていただけたことが大変に嬉しいです」
文/鈴木レイヤ
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