山崎賢人、『ゴールデンカムイ』に自信「やれることは全部やりました!」約4000人の観客沸かす|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
山崎賢人、『ゴールデンカムイ』に自信「やれることは全部やりました!」約4000人の観客沸かす

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山崎賢人、『ゴールデンカムイ』に自信「やれることは全部やりました!」約4000人の観客沸かす

大人気コミックを実写映画化する『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)の完成披露舞台挨拶が東京国際フォーラムで1月10日に開催され、山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、高畑充希、木場勝己、玉木宏、舘ひろし、久保茂昭監督が登壇。約4000人の観客から、大歓声を浴びた。

映画『ゴールデンカムイ』の完成披露舞台挨拶が開催された
映画『ゴールデンカムイ』の完成披露舞台挨拶が開催された

野田サトルによるコミックを実写映画化した本作。明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金をめぐって、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが死闘を繰り広げる姿を描く。

山崎賢人、力強く完成作をアピール!
山崎賢人、力強く完成作をアピール!

本作の主人公で、“不死身の杉元”と呼ばれる元陸軍兵の杉元佐一役を演じた山崎は、お披露目の日を迎え「ワクワクしています」と笑顔。「やれることは全部やりました!」と力強く切りだし、「このおもしろさは、観てもらえればわかると思います。お願いします!」と完成作に自信をのぞかせた。実際に北海道へと向かい、撮影を敢行した。山崎は「雪のなかでのアクションや、寒さを感じながらご飯を食べたり、北海道に行ったからこそ出せたものがたくさんある。自然の雄大さや北海道の魅力が、たくさん詰まった映像になっていると思います」と熱っぽく語った。

人気キャラクター、アシリパを演じるうえでの覚悟を語った山田杏奈
人気キャラクター、アシリパを演じるうえでの覚悟を語った山田杏奈

杉元の相棒として一緒に旅をすることになるアイヌの少女、アシリパ役の山田は、人気キャラクターに抜てきされた瞬間に「マネージャーさんと『やったぜ!』と言った」そうで、「多くの方に愛されている作品、愛されているキャラクター。しっかりと責任感を持ってやっていかなければいけないなという身の引き締まる想いでした」と覚悟を吐露。劇中ではアシリパの変顔も炸裂させているが、カメラで自撮りした写真と、原作の漫画を見比べながら特訓したという。白目の練習にも励み、「白目にすると鏡では見えないので、カメラで撮った。いまもスマホのなかに変顔があります」と明かし、会場を笑わせた。山崎は「現場で笑っていました。漫画のひとコマと本当にそっくりな変顔を見られて、うれしかったです」と楽しそうに称えていた。

玉木宏は山崎賢人の座長力を絶賛
玉木宏は山崎賢人の座長力を絶賛

杉元やアシリパと同じく金塊を狙う第七師団の中尉、鶴見篤四郎役を演じたのが玉木だ。山崎はたっぷりと、鶴見中尉の放つ狂気や緊張感を味わったという。玉木は「賢人くんはいい意味で、すごくふわふわしている。ものすごく大変なことをやっているのに、周りに大変だと思わせないし、『大変だ』と言わない」と感心しきり。2020年公開の映画『ヲタクに恋は難しい』に続いて、山崎と共演を果たした高畑は、杉元の幼なじみである梅子役に扮している。「前の現場では『ザキヤマさん!』と呼んでいた。今回はあまりにたくましい座長っぷりに、『ザキヤマさん』とは呼べなかった」と笑顔を見せた高畑は、「この作品に参加させていただいた理由は、原作ファンだったことも大きいんですが、山崎くんが杉元だったからというのもある」と告白した。山崎は「本当にうれしかったです」としみじみ。「梅ちゃんとのシーンは、杉元という人物の格となる部分。充希ちゃんとは関係性もできていて、お芝居もしやすくてリラックスした状態からやることができた」と感謝していた。


【写真を見る】山崎賢人はビシッとしたスーツ姿、山田杏奈は純白ドレスで登場!
【写真を見る】山崎賢人はビシッとしたスーツ姿、山田杏奈は純白ドレスで登場!

またACIDMANによる主題歌「輝けるもの」にちなみ、「今年輝かせたいもの」を発表することになると、「皆様の笑顔。『ゴールデンカムイ』を観て、皆さんが輝いている姿を見たい」と照れながら答えた山崎。最後には「年始早々から大変なことがあって、つらい思いをされている方もたくさんいらっしゃると思うんですが、1日でも早く皆さんの心が穏やかな状態に戻って、エンタテインメントを楽しんでもらえる日常が、少しでも早く取り戻せる日が来ることを願っています」と思いを馳せ、「いろいろな魅力がたくさん詰まっている。最強のスタッフ、キャストで作り上げました。年始一発目は『ゴールデンカムイ』でぜひ楽しんでもらいたいなと思っています」と呼びかけ、大きな拍手を浴びていた。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」、柳俊太郎の「柳」は木へんに夘、アシリパの「リ」は小文字が正式表記

取材・文/成田おり枝

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