菅田将暉&宮野真守が“エロさ”で共鳴!「男ってそんなもん」
岩井俊二によるテレビドラマを新房昭之が総監督を務めてアニメ映画化した『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(8月18日公開)のジャパンプレミアが8月9日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、広瀬すず、菅田将暉、宮野真守、脚本の大根仁、企画・プロデュースを務めた川村元気が登壇。菅田と宮野がヒロインの“エロさ”について熱弁した。
本作は、転校することになった少女・なずなを救おうと、何度も夏の一日を繰り返す少年・典道の奮闘をつづる青春物語。キャスト陣は涼しげな浴衣姿で登場した。
典道役を演じた菅田は、声優初挑戦とあって「すっごい緊張しています」と告白。完成作の感想として「めっちゃ面白かったです」と素直な思いを吐露し、「少年期の冒険心や好奇心、淡い記憶が蘇ってくるシーンがある。かわいい、そしてちょっとエロい、いや、かなりエロいなずながいる」とヒロインについて「エロい」と表現した。
大根が「ちょっと引いてますよ」と会場の女性客の視線を気にすると、「男ってそんなもんなんだよ」と開き直った菅田。さらに「劇中でなずなが水着を着ている。(水泳の)帽子をかぶって、髪を全部入れているところのモコモコ感とか」とエロのツボを熱弁し、「そういう、自分がドキドキした瞬間が蘇ってきた映画」とまとめていた。
宮野は「日常の描き方が絶妙。そんななか、急にファンタジーの演出がやってきて、グッと心を持っていかれる。アニメーションだからこそできることに力を込めている」と真摯に映画の魅力を話していたが、「あと、なずながエロかった」と結局はヒロインのエロさに言及。菅田は「エロいでしょ!?」と仲間を得て、うれしそうな笑顔を見せていた。
大根は「アニメでこんなヒロインを見たことがない」となずなの印象を語り、「すずちゃんの声がぴったりだった。なずなに夢中になった」となずなを演じた広瀬を絶賛。「新房昭之監督の大ファンだった」という川村は「新房さんの発明した演出がいっぱいある。ヒロインをいかにかわいく、エロく描くかということが得意な監督。それが存分に発揮されています」とこちらもヒロインにゾッコンの様子だった。【取材・文/成田おり枝】