「第2回新潟国際アニメーション映画祭」長編コンペティション部門ノミネート作品12作品が公開!
<プログラム・ディレクターコメント>
●数土直志(プログラム・ディレクター役)
「第2回となる新潟国際ア二メーション映画祭のコンペティション部門ラインナップが決定しました。前回の約2.5倍になる49作品ものエントリーがありました。世界29ヵ国、地域から応募され、それはアジアから南北アメリカ、ヨーロッパ、それに中近東、アフリカにまでに及びます。エントリー作品は文化面だけでなく、制作手法や表現方法などで前回以上に多様な作品が並びました。従来のアニメーションの概念には収まらない作品もみられ、『アニメーションとはなにか』を巡って選考委員の間で熱い議論が交わされる場面もありました。本映画祭のコンペティションは長編作品に特化しており、そのなかで総合的な映画としての完成度の高さを選考の重要な判断基準としました。『優れた映像』『優れた物語』『多様性の実現』です。しかし、コンペティションでは前回の10作品よりも多い12作品をセレクションしましたが、ここに入れ切れず涙を呑んだ作品も少なくありません。今回のコンペティション作品は選び抜かれた、映画祭が自信を持って届けるものです。新潟で作品を観ていてければ、きっと世界のアニメーションのいまが体験できるはずです」
文/鈴木レイヤ
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