元アナウンサー久保田智子の初監督作品も上映!「TBSドキュメンタリー映画祭」ライフ・セレクション4作品の予告映像が一挙解禁
2021年より開催されてきた「TBSドキュメンタリー映画祭」が、今年も東京、大阪、京都、名古屋、福岡、札幌の全国6都市で3月15日(金)より順次開催。このたび本映画祭から、家族のかたちや身体的な障がいなど、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」の上映作品4本の予告映像と場面写真、ポスタービジュアルが一挙に解禁された。
TBSテレビやTBS系列各局の記者やディレクターたちが歴史的事件やいま起きている出来事、市井の人々の日常を追い、記録し続けドキュメンタリー映画として世の中に発信するブランド「TBS DOCS」。そこで生まれた渾身のドキュメンタリー映画と出会う場となる「TBSドキュメンタリー映画祭」は、今年で4回目の開催。「ソーシャル・セレクション」、「ライフ・セレクション」、「カルチャー・セレクション」の3つのテーマで15作品が一挙に上映される。
今回予告映像が解禁された「ライフ・セレクション」上映作品の一つは、TBSの元アナウンサーとして知られる久保田智子の初監督作となる『私の家族』。2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田が、2歳になった娘に対して生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を決意。さらに自身の両親や家族の過去とも向き合い、対話を重ねていく姿が切り取られていく。
また『日の丸〜寺山修司40年目の挑発〜』(22) を手掛けた佐井大紀監督が、1980年代に世間を騒がせた謎の集団「イエスの方舟」を追った『方舟にのって イエスの方舟45年目の真実』、指定難病である魚鱗癬と向き合いながら自立し成長していく男性の28年を追った『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』、トゥレット症候群の人々の様々な日常を映しだした『劇場版 僕と時々もう1人の僕 ~トゥレット症と生きる~』も上映。
テレビやSNSでは伝えきれない事実や、声なき心の声を発信する、良作ぞろいの「TBSドキュメンタリー映画祭2024」。是非とも足を運び、いま観るべき重要なテーマに触れ、新たな価値観と新たな感性に出会ってみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬