坂本龍一逝去から1年、『戦場のメリークリスマス』&『ラストエンペラー』連続上映決定!プレゼントキャンペーンも実施

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坂本龍一逝去から1年、『戦場のメリークリスマス』&『ラストエンペラー』連続上映決定!プレゼントキャンペーンも実施

2023年3月28日に逝去した坂本龍一が音楽を手がけ、俳優として出演もした『戦場のメリークリスマス 4K修復版』(21)と『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』が3月に連続上映され、両作が連動したプレゼントキャンペーンも実施されることが決定した。

【写真を見る】『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』の新たなポスター
【写真を見る】『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』の新たなポスター[c]Recorded Picture Company

3月8日(金)から全国順次公開となるのは『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』。本作は清国最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の生涯を圧倒的スケールと映像美で描き、第60回アカデミー賞作品賞ほか全9部門を受賞した。日本人初の米アカデミー賞作曲賞に輝いた坂本の壮大で優美な旋律と、彼が演じる日本陸軍人、甘粕正彦の姿も確認する事ができる。

3月22日(金)から全国順次公開となる『戦場のメリークリスマス 4K修復版』は、本業が俳優ではない顔ぶれを揃えた個性的なキャスティングと戦闘シーンが一切ない異色の戦争映画であり、大島渚監督作史上、最大のヒット作。坂本は、「Merry Christmas, Mr. Lawrence」をはじめとした本作の音楽で第37回英国アカデミー賞や第38回毎日映画コンクールで音楽賞を受賞。デヴィッド・ボウイ、ビートたけし、内田裕也らとともに俳優としても出演し、坂本扮するヨノイ大尉とデヴィッド・ボウイが演じたセリアズ少佐が出会い、魂を接近させていく様は、どこか幻想的な魅力にあふれている。

今回の2作品連続上映のために、それぞれ新たなポスタービジュアルも作成された。『戦場のメリークリスマス 4K修復版』は2023年5月26日より行われた坂本氏の追悼上映時に作られたものを基調としながらコピーを新たに「その姿と音楽よ、永遠なれ。」としている。『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』は、新たにタイトルロゴを冠し、紫禁城の黄金色が際立つ鮮烈なデザインに。このビジュアルを用いたステッカーが、初日より来場者特典(先着、数量限定)として一部上映劇場にて配布される。

『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』のB3リバーシブル・ミニポスター(数量限定)セット
『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』のB3リバーシブル・ミニポスター(数量限定)セット[c]Recorded Picture Company

また、2作品を鑑賞するともらえるプレゼントキャンペーンも実施が決定。先に上映される『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』のチケットを保管の上、『戦場のメリークリスマス 4K修復版』上映劇場にて後者作品上映期間中に、2作品のチケットを提示すると、先着で2作品のB3リバーシブル・ミニポスター(数量限定)セットが先着でプレゼントとなる。

世界的な音楽家である坂本にとって、初めて映画音楽に携わり、名曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」ほか劇中曲全てを手掛けた『戦場のメリークリスマス 4K修復版』と、デイヴィッド・バーン、スー・ソンとともに音楽を担当し、米アカデミー賞を受賞した『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』は、映画史とその功績において重要な作品。深い感動と余韻を与えてくれる音楽と、スクリーンで一際存在感を放つ俳優としての姿を、この機会に胸に刻んでほしい。


文/スズキヒロシ

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