「ゴールデンカムイ」に続く名タッグ!「姫様“拷問”の時間です」白石晴香&小林親弘のかけ合いにほっこり
姫様&聖剣役で魅せる!白石晴香と小林親弘の楽しいコンビネーション
魅力あふれる姫様を白石が、聖剣エクスを小林が演じ、息の合ったコンビネーションを見せている。「金カム」でも相性抜群なかけ合いで視聴者を楽しませていたが、本作ではよき相棒というだけでなく、ボケとツッコミによる軽妙なやり取りを繰り広げるのが特徴だ。
拷問を前にし、身もだえるボケボケな姫様に、常識人(剣)なエクスがツッコんだり、虚無感を抱いたりする展開がお約束。姫様が拷問なんかに屈するわけがないと信じるエクスが、一瞬で誘惑に負け“バカ顔”を披露する彼女を見て、「姫様!?」と衝撃を受ける様子に思わず笑ってしまう。
焼きたてトーストの拷問が行われたあとの第1話中盤。次なる拷問を実行しようとする尋問官に対し、エクスが「パンの拷問のおかげで、今日はお腹パンパン!」と誇らしげに告げると、間髪入れずに姫様も「パンだけに!」と続くなど、謎にいいテンポのコンビ芸をいきなり披露(しかし、アツアツのたこ焼きを前に、またもや姫様は屈してしまう…)。さらに第4話では、毎度拷問に屈し続ける姫様に、エクスがついに「どんな拷問でも好きにすればいい。どうせ姫様は話す」とあきらめの心境を見せると、姫様も「日々の積み重ねでエクスの私に対する信用がガタ落ちに!?」とショックを受けるなど、様々なポンコツネタで笑いを誘ってくるのだ。
「金カム」コンビの新境地を感じられる「姫様“拷問”の時間です」。国王軍屈指の強さを持ちながら、食や遊びの誘惑にはめっぽう弱い姫様と彼女を側で支えるエクス、そして愉快(?)な魔王軍の面々たちが織りなすゆる~い交流を見守るうちに、いつのまにか笑顔にさせられてしまう。なにもかもが優しい物語を堪能して、ぜひ日々の疲れを癒してほしい。
文/リワークス(加藤雄斗)
※アシリパの「リ」は小文字が正式表記