岩明均原作×ヨン・サンホ監督「寄生獣 -ザ・グレイ-」4月5日よりNetflix配信開始!緊張感漂う新ビジュアルも

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岩明均原作×ヨン・サンホ監督「寄生獣 -ザ・グレイ-」4月5日よりNetflix配信開始!緊張感漂う新ビジュアルも

不朽の名作漫画である岩明均の「寄生獣」をベースに、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(17)のヨン・サンホ監督が韓国を舞台に描く「寄生獣 -ザ・グレイ-」。本作の配信開始日は4月5日(金)に決定。あわせて、緊張感とスリルを感じさせる新ビジュアルが解禁となった。

「寄生獣」は、30以上の国と地域で累計発行部数2500万部を突破する日本を代表するベストセラー漫画。豊かな想像力と哲学的なテーマで描かれたストーリーは、アニメ「寄生獣 セイの格率」や実写映画化により、世代を超えて多くの読者に愛され続けている。原作では、人間の脳を乗っ取って肉体を操り、他の人間を捕食することを目的とした謎の寄生生物ミギーと、平凡な高校生、泉新一の奇妙な共存生活、そして”人間”と”パラサイト”による生存争いが描かれており、スリリングな展開と類を見ない世界観、そして内包された深淵なるテーマに多くの人々が魅了された。そして本作では、人間を宿主にして勢力を拡大しようと目論み、世界を”人知れず”騒がせている謎の寄生生物=パラサイトが韓国に襲来。各地で事件を起こす彼らを阻止するべく立ち上がった特殊部隊「ザ・グレイ」とパラサイトとの衝突が始まるなか、なぜかパラサイトと共生することになった主人公、チョン・スインの物語が描かれていく。

公開されたビジュアルは、正体不明の寄生生物が地球に舞い降り、チョン・ソニ演じる主人公スインの肉体に侵入して形を変えている姿が描かれ、不穏で奇妙な共存関係の始まりを告げる。はたしてスインはパラサイトの“ハイジ”とどのように共存していくのか?さらに、「”それ”はあなたの隣にいる」というコピーが、韓国に潜り込んだパラサイトにより、誰が人間で誰がパラサイトなのか分からない状況の中で繰り広げられる物語への期待感を高めている。

韓国ゾンビブームの火付け役となったヒット映画「新感染」シリーズを手掛け、圧倒的な想像力で独自の世界観を作り出すサンホ監督が、人間に擬態する“寄生生物”を題材に「もし、寄生生物が韓国にも飛来したらどうなるのか」という発想から出発した本作。作品について、「寄生獣」の原作者である岩明は「なにより『新しい物語』ということでワクワクしました。原作者でありながら、驚きや感動を味わう1人の観客にもなれるので。原作漫画が日本で映像化された時に思ったことですが、私にとって原作漫画は『子ども』、アニメーションと実写映画は『孫』みたいな感覚でした。個人的な手作業により小さな一室で生まれたのが『子ども』、その子どもが世間に出て行って大勢の人々の知恵や経験、技術と出会い生まれたのが『孫』です。今回、韓国でも“孫”が生まれて、とても嬉しい気持ちです。そしてそれが、違う場所を舞台とした『新しいストーリー』ということであるなら、私の想像を大きく超える世界に、これから案内してくれるだろうと思いました」と語る。

韓国のジャンルマスターであるサンホ監督も「漫画とアニメーションを勉強していた頃、漫画の教科書のような存在だった『寄生獣』の世界観を広げ映像化することは、まるで夢見た理想が実現するような作業だった」と言及。全世界を魅了した二人のクリエイターが互いにリスペクトがあったからこそ生まれた作品であることがうかがえる。

また、本作に出演する俳優たちが生むケミストリーも注目ポイント。ハイジとの奇妙な共同生活を贈るスインを演じるソニは、ドラマ「青春ウォルダム~運命を乗り越えて~」、「あなたの運命を書いています」や、『ソウルメイト』(23)などで印象に残る演技を見せた実力派。また、Netflixシリーズ「D.P. -脱走兵追跡官-」、Netflix映画『キル・ボクスン』(23)など、様々なキャラクターを演じるカメレオン俳優として観る者を魅了させるク・ギョファンは、消えた妹を探すためにパラサイトを追いかけるソル・ガンウとして、再び印象的な演技を披露する。

そして、『リミット』(22)や『新感染半島 ファイナル・ステージ』(21)など幅広い演技スペクトルを誇るイ・ジョンヒョンは、寄生生物を阻止しようとする特殊部隊「ザ・グレイ」のチーム長として、パラサイト掃討に燃えるチェ・ジュンギョンを、いままでに見たことのないタガの外れた強烈な演技で披露する。また、Netflixシリーズ「D.P. -脱走兵追跡官-」シーズン2、『新感染半島 ファイナル・ステージ』などで活躍したクォン・ヘヒョがスインを常に守ろうとする警察署の先輩刑事キム・チョルミン役を、『呪呪呪/死者をあやつるもの』(23)、『長沙里9.15』(20)などで印象的な演技を見せたキム・イングォンが、チョルミンの後輩でありパラサイト掃討作戦で一役買おうとするカン・ウォンソク役を熱演。


世界的な人気を誇る「寄生獣」を、ヨン・サンホはどのようにして再び映像化するのか?俳優陣たちの熱演にも注目しながら、その世界観を味わってほしい。

文/サンクレイオ翼

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