「新感染」監督が「寄生獣」を韓国で映像化！Netflixドラマ「寄生獣－ザ・グレイ－」主要キャストも明らかに

『新感染ファイナル・エクスプレス』(17)のヨン・サンホ監督が、岩明均の漫画「寄生獣」ベースに、韓国を舞台に描くNetflixドラマ「寄生獣－ザ・グレイ－」の製作が決定。あわせて、主要キャスト、スタッフの詳細が明らかとなった。

『新感染ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督の手で「寄生獣」はどう生まれ変わるのか？Netflixシリーズ「寄生獣－ザ・グレイ－」全世界独占配信

人間を宿主として寄生し、支配しようとする正体不明の寄生生物と人間たちの物語を描く本作。原作は、累計発行部数2500万部を突破した日本を代表するベストセラー漫画「寄生獣」で、アニメ「寄生獣セイの格率」や、実写映画化など、世代を超えて多くの愛され続けている。日本の名作漫画をベースに、新たな物語を生みだしたのは、「新感染」シリーズや「地獄が呼んでいる」などを手掛けたサンホ。配信後3日の初週末でNetflix グローバルTOP10(非英語シリーズ)にランクインした「ペーパー・ハウス・コリア：統一通貨を奪え」の脚本家リュ・ヨンジェがヨン・サンホと共に脚本を手がけた。

主人公で、寄生生物に襲われながらも、脳を支配されずに寄生生物と奇妙な共存生活を送るチョン・スイン役に、「あなたの運命を書いています」や「花様年華〜君といた季節〜」の主演として知られるチョン・ソニが決定。さらに、サンホ監督の『新感染ファイナル・ステージ』(21)にも出演したク・ギョファン、イ・ジョンヒョンも出演。“独立映画界のスーパースター”ことギョファンは、行方不明になった妹を探すために寄生獣を追う男、ソル・ガンウ役を、ジョンヒョンは、夫を寄生獣に殺され、寄生獣と戦う特殊部隊「The Grey」のリーダー、チェ・ジュンギョン役をそれぞれ務める。

凶悪な殺戮を始めた彼らを阻止すべく、戦いを挑む人間たちの運命とは？韓国の実力派スタッフ陣とキャストはどのように日本の名作漫画を生まれ変わらせるのか？想像を超える世界観と予測不能なストーリーに期待が高まる。

文/鈴木レイヤ