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『青春18×2 君へと続く道』清原果耶&道枝駿佑&監督が語るシュー・グァンハンの演技の魅力

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『青春18×2 君へと続く道』清原果耶&道枝駿佑&監督が語るシュー・グァンハンの演技の魅力

5月3日(祝・金)公開の日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』から、ダブル主演の一角を担う国際的スター俳優シュー・グァンハンの魅力について、ともに主演を務める清原果耶や道枝駿佑ら共演者やスタッフが絶賛するコメントが到着。あわせてグァンハンの姿を収めた新たな場面写真が解禁された。

【写真を見る】シュー・グァンハンが台湾人の青年ジミー、清原果耶が日本人バックパッカーのアミを演じる
【写真を見る】シュー・グァンハンが台湾人の青年ジミー、清原果耶が日本人バックパッカーのアミを演じる[c]2024「青春 18×2」Film Partners

本作は国内興行収入30億円超のヒットを記録した『余命10年』(22)でも監督を務めた藤井道人にとって初の国際プロジェクトとなるラブストーリー。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作に、日本人のアミ(清原)と台湾人のジミー(グァンハン)が“日本×台湾”、“18年前×現在”を舞台に紡ぐせつなくも美しい恋を、藤井による脚本、監督で活写する。

始まりは18年前の台湾。高校生のジミーは、日本から来たバックパッカー、アミと出会う。天真爛漫でどこかミステリアスな彼女と過ごすうち、いつしか恋心を抱いていくジミー。アミもまた、ある秘密を抱えながらもジミーに想いを寄せていく。しかし、ある日突然アミが帰国することに。意気消沈するジミーに、アミはある“約束”を提案する。時が経ち、現在。人生につまずき故郷に戻ってきたジミーは、かつてアミから届いたハガキを手に取る。初恋の記憶が蘇り、あの日の約束をはたそうと彼女が生まれ育った日本への旅を決意したジミーは、東京から鎌倉、長野、新潟、そしてアミの故郷、福島へと向かう道中で、彼女と過ごした日々の記憶を思い出していく。

本作の主人公ジミーを演じるグァンハンは、アジアを代表するスター俳優。彼の知名度と人気を一気に押し上げた作品とも言えるラブ・ミステリードラマ「時をかける愛」は、世界累積再生回数が10億回を記録。同作によって台湾のテレビ賞「電視金鐘奨」で最優秀主演男優賞にノミネートされたほか、韓国でも人気が沸騰し、わずか半年間で10社の広告モデルに起用されるなど、スターダムを駆け上った。第96回米アカデミー賞国際長編映画賞部門の台湾代表にも選出され、台湾映画史上第7位となる興行収入3.6億台湾ドル(約16億円)を超える爆発的ヒットを記録した『僕と幽霊が家族になった件』(23)では主演を務め、スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』(23)の台湾公開の吹き替え版では、菅田将暉が演じたアオサギ役の声を担当している。

今回のキャスティングについて藤井監督は「ジミーを誰にしようかと考えていた時に、台湾にいるほぼすべての知り合いが『シュー・グァンハンが、いますごいぞ』と言ってきたんです。そんなに言うならと会ってみたら、とてもナイスガイで。初めて会った時、彼は32歳だったんですけど、大人にも見えるし、すごく若くも見えた。この映画では、18歳と36歳のジミーが出てきますが、どちらも同じ人に演じてもらいたいという想いがあったので、彼にお願いしました」と話す。さらに「今回の撮影は日本パート→台湾パートの順番でしたし、監督もなかなかしつこいので(笑)、グァンハンは慣れない環境下でいつもと違うストレスがかかるなかでのお芝居だったかと思います。でも本当におおらかに、かつ粘り強く付き合ってくれました。『監督が本当に納得できるものを撮るまで何回でも付き合うから、僕に気を遣わないでほしい』と言ってくれて、本当に有り難かったです」と語っている。

日本×台湾で繰り広げられる美しくもはかない恋模様が描かれる
日本×台湾で繰り広げられる美しくもはかない恋模様が描かれる[c]2024「青春 18×2」Film Partners

このたび解禁となった場面写真は、ジミーとアミの距離がぐっと近づく“恋の始まり”を予感させる18年前の台湾での2枚に加え、大人になったジミーがアミの生まれ育った町を目指す旅路を収めた3枚の計5点。個性豊かな人物たちとの一期一会の出会いが写しだされている。

まず出会ったのは18歳の青年、幸次(道枝)。ジミーがアミとともに青春時代を過ごした時と同じ18歳という年齢であり、一人旅という共通点を持つ二人はあっという間に距離を縮め、ひと時の間だけ旅をともにすることに。そんな幸次を演じた道枝はグァンハンについて「現場で日本語が分からなかったりした際、お力になれたらいいなと思っていたのですが、僕の力なんて必要ないぐらい日本語がすごいお上手で、さすがだなと思いました!」と語る。幸次に旅の休息地としておススメされたネットカフェで店員として働く由紀子を演じた黒木華も「母国語ではない言葉で気持ちを伝えることは難しいと思いますが、素直に演じられていて、とても素敵だなと感じました」と、日本語を使いこなしながら慣れない土地での撮影も難なく乗り越えるグァンハンの姿に驚いた様子。

さらに、ジミーとともに青春の1ページを紡ぐバックパッカーのアミを演じた清原果耶は「初めてお会いしたときは、オーラが凄かったというか『スターの方だ!』と思いました。撮影のはじめから、積極的にコミュニケーションをとろうとしてくださって、本当に紳士的で優しい方でした。ちょっとした休憩の時も、椅子に私を先に座らせないと本人が座らないっていうくらい優しく気を遣ってくださる方でした。一方で、台湾パートで他のキャストの皆さんと揃った時には、いたずらっ子のように無邪気に笑ってらっしゃる瞬間もあって。お互いに言葉を教えたり教わったりしながら、コミュニケーションをとりました」とそのスター性に魅了されたことを明かしている。


アジアのエンタメ界をリードするグァンハンと日本の実力派キャストによる共演が堪能できる本作。日本×台湾で繰り広げられる美しくもはかない恋模様はぜひスクリーンで味わってほしい。

文/スズキヒロシ

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