『陰陽師0』山崎賢人による華麗な“舞”アクションを収めたメイキング映像
夢枕獏の大ベストセラーシリーズを原作に、“最強の呪術師“安倍晴明の知られざる学生時代を完全オリジナルストーリーで描く『陰陽師0』(4月19日公開)。このたび、本作で主演、山崎賢人が見せる美しいアクションの舞台裏を収めた“特別映像 episode 0 ~舞アクション編~“が解禁された。
平安時代に実在した“最強の呪術師“晴明の活躍を描き、刊行から35年たった現在でも定期的に新刊が発売されており、つい先日も第18巻が発売されたばかりの小説「陰陽師」。シリーズ累計発行部数は680万部を超え、アジアやヨーロッパなど世界でも人気を集めるなど、長きにわたり世界中を賑わす大人気コンテンツとなっている。そんな原作、夢枕の全面協力のもと、「アンフェア」シリーズの藤嗣麻子が監督、「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海が呪術監修を担当。呪術の天才と呼ばれながらも陰陽師になることに全く興味がない若き晴明に、山崎が扮する。
今回解禁されたのは、美しすぎるアクションシーンの舞台裏を収録した特別映像。2月19日に京都仁和寺で行われたキックオフイベントで、劇中の晴明のアクションは、アクション監督の園村健介がフィギュアスケーターの羽生結弦選手の氷上でのパフォーマンスを参考に作られたというエピソードが明かされたが、そういった背景で作られた、重力を感じさせない舞うようなアクションに山崎が挑む。“キツネの子“と言われる晴明の人間離れした動きを再現するため、スタッフのアドバイスを受けながら細かく動きを確認し挑んだ本番では、見事な足捌きを披露。これまで数多くの作品でアクションをこなしてきた山崎だが、全く新しいアクションへのアプローチに、「舞うような、いなしていくっていうアクションを表現できたのは、すごく面白かったなと思います」と振り返る。また、宙を舞う大掛かりなワイヤーアクションも捉えており、撮影前から佐藤監督とリハーサルを繰り返すなど、若き晴明に体当たりで挑んだ山崎の努力が垣間見られる瞬間を垣間見ることができる。
また、映像の最後では、「(現代は)自分たちでネガティブな方向に持っていってしまったり、全部目に見える物で判断出来てしまえる世界になってきていて、(目に見えない)本当の部分を信じてるから、陰陽師だったり安倍晴明に闇を祓ってもらいたいと思えるんでしょうね」と、いまの時代だからこそ闇を祓う晴明の存在が必要だと力強く語った。
さらに、本日3月15日より各所で順次、本作の撮影で実際に使用された晴明、博雅(染谷将太)、帝(板垣李光人)の衣装の展示が行われることが決定した。本作の壮大かつ雅な世界観を作り上げるため、様々なこだわりが詰め込まれた衣装を見ることのできる貴重な機会となっている。
山崎が全身全霊で晴明にアプローチし、実現した“舞“アクション。誰も観たことがない新しいアクションをぜひ劇場で目撃してほしい。
文/サンクレイオ翼
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記