キム・ソンホが日本のファンへメッセージ!『貴公子』キャラクターは『時計じかけのオレンジ』を参考に?
韓国ドラマ「海街チャチャチャ」で大ブレイクした人気俳優キム・ソンホ主演、「THE WITCH/魔女」シリーズのパク・フンジョン監督&製作チームが贈る韓国アクションノワール『貴公子』が4月12日(金)より公開される。それに先駆け、4月5日(金)に大阪、4月7日(日)に東京にて、アジアツアーの日本公演「2024 KIM SEONHO ASIA TOUR in JAPAN<Color+Full>」を行うソンホより、日本のファンに向けたメッセージと本作の本編映像が解禁された。
フィリピンで病気の母のために地下格闘で日銭を稼ぐ青年マルコ(カン・テジュ)は、韓国人の父の行方を知らない。ある日、彼の前に“父の使い”を名乗る男が現れ、マルコは韓国に向かうことに。飛行機のなかでマルコが出会ったのは自らを“友だち(チング)”と呼ぶ謎の男“貴公子”(ソンホ)。不気味に笑う貴公子に恐怖を感じ逃げるマルコだったが、彼の執拗な追跡と狂暴ぶりに少しずつ追い詰められていく。
ソンホが映画初出演にして初主演を務め、周囲を華麗に翻弄する魅惑的かつユーモラスな“貴公子”を熱演する本作。一瞬も見逃せないアクションで観客を釘付けにするのは、韓国ノワール界の巨匠と呼び声が高いフンジョン監督だ。銃撃戦、接近格闘、カーチェイスだけでなく、登場人物たちの息詰まる攻防を熾烈なタッチでスクリーンに刻みつける。
解禁された本編映像では、ソンホ演じる貴公子がテジュ演じるマルコの前に再び現れ、笑顔で彼を追いつめていく緊迫のシーンとなっている。「また会ったね、僕の言ったとおりだろ?」と車の説明書を読みながらマルコに話かける貴公子。マルコは、なにを考えているのかわからないその様に恐怖を覚えつつも「お前は一体誰だ、なぜ俺に関わるんだ」と問い詰める。しかし貴公子は「言っただろ、友だちさ。そして僕がしているのは仕事」と拳銃を振り回しながら飄々とした様子で説明を始める。さらには突然マルコが韓国に連れて来られた理由を「死にに行くため」と笑顔で明かす、貴公子の不気味さと異様さが伝わるシーンとなっている。
ソンホは貴公子のキャラクターについて「初めてキャラクターを構築して行った時、フンジョン監督がアイデアをくださったのが『時計じかけのオレンジ』でした。 善悪区分ができず悪事をする。 鳥肌が立つ笑いとか、思ったより自分を汚さない。監督はそんな姿を貴公子に望んでいました」と撮影を振り返っている。
さらにソンホのジャパン オフィシャルファンクラブ会員限定の特典が付いたムビチケ前売券(カード)も発売決定。これはオリジナル生写真が4枚(共通3種+ランダムシークレット1種※ランダムシークレットは全3種)付いたファン垂涎のアイテムとなっている。販売はファンクラブ会員限定で、ファンクラブサイトにて3月22日(金)からスタート。販売詳細は後日ファンクラブサイトにて告知予定だ。なくなり次第終了となるので、お買い逃がしないように!
文/山崎伸子