『告白 コンフェッション』ヒロインに奈緒、主題歌はマキシマム ザ ホルモンに決定!一触即発の予告映像も
「カイジ」の福本伸行と「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじによる同名コミックを生田斗真とヤン・イクチュンをW主演に迎えて実写映画化する『告白 コンフェッション』の公開日が5月31日(金)に決定。さらにヒロイン役に奈緒、主題歌をマキシマム ザ ホルモンが担当することが発表され、予告映像もあわせて解禁された。
原作コミックは、1998年に「ヤングマガジンアッパーズ」で連載され、名匠2人の共作が大きな話題を呼んだ人気作。死を覚悟した親友の最期の“告白”を聞いてしまった男と、言ってしまった男。密室で進んでいく、2人のこの上なく気まずい一夜を、圧倒的なスリルとスピード感で描き切った作品は、いまなお多くの読者の心を惹きつけている。
告白を“聞いてしまった男”こと浅井啓介を演じるのは、大ヒットを記録したアクション・エンタテインメント大作「土竜の唄」シリーズや『渇水』(23)など、幅広いジャンルの作品で主演を務める生田。自らの罪をうっかり“言ってしまった男”ことリュウ・ジヨンを演じるのは、自身が監督、脚本、主演を務めた『息もできない』(10)が国際映画祭や映画賞で25以上もの賞に輝き、日本でW主演を務めた、『あゝ、荒野』(17)では日本国内で高い評価を集め、数々の映画賞を受賞したイクチュン。そして『カラオケ行こ!』(公開中)など、発表する作品が常に高い評価を集めている山下敦弘が監督を務める。
今回解禁となる予告編は「置いていけ」、「オレたちは助かる!」と猛吹雪の雪山で遭難した浅井と、足に深い傷を負ったジヨンが、逼迫した状況に追い込まれるシーンから始まる。先の見えない状況に死を覚悟したジヨンは突如、「最期に聞いてくれ」と衝撃の告白を始める。その告白の内容は、16年前の大学の卒業登山中に行方不明となり事故死とされていた同級生の西田さゆり(奈緒)は、実は自分が殺害したというもの。長年、罪の意識にさいなまれてきたジヨンは、ようやく苦しみから解放され、安らかな死を迎えるはずだった。
しかしその直後、眼前に山小屋が出現し、2人は助かってしまう…。ジヨンの告白を「聞かなかったことにする」と宣言する浅井だったが、無くしたはずの携帯でこっそりどこかに連絡をとり、いつの間にか消えた包丁で深手を負った自分の足を刺しながら「感覚がない」と嘆くジヨンの常軌を逸した行動を見て、次第に不安になっていく。「アイツは“告白”したことを後悔している。オレを殺すかもしれない」。深い疑念を抱き始めた彼に、包丁を持ったジヨンが「お前も重い罪を告白しろ!」と迫る。告白を“聞いてしまった男”と“言ってしまった男”が山小屋を舞台に極限のワンナイトサバイバルを展開する。
雪山の静寂な世界を一変させ、2人の男の生死を賭けた極限のバトルを盛り上げるのはマキシマム ザ ホルモンが書き下ろした、緊迫感あふれる主題歌。タイトルは現時点では明かされていないが、今回の楽曲についてマキシマムザ亮君は「今回書き下ろしたこの曲には、現時点ではまだ秘密にしている重要事項があるんです。そのうちとある人物がどこかで"告白"してくれるので、お楽しみに…」とコメントしている。
そして、浅井とジヨンの山岳部時代の同級生で、大学時代の登山中に事故死したとされている、本作のヒロイン、さゆりを演じる奈緒は「ご一緒できることを心待ちにしていた生田斗真さん、憧れのヤン・イクチュンさんとお芝居をできたこと、気の置けない山下敦弘監督とまたご一緒できたこと、寒い時期の撮影でしたが、撮影はとても胸が熱くなった記憶です」と撮影を振り返っている。
実力派キャストによる迫真のサバイバル劇を恐怖と絶妙なユーモアで映像化した本作。極限状態で展開するバトルの行方はスクリーンで目撃してほしい!