『ダンケルク』ノーラン監督がフィルム上映を熱く語る!日本でも35ミリ本編フィルムでの限定公開が決定
『ダークナイト』(08)、『インセプション』(10)などのクリストファー・ノーラン監督が初めて実話を映画化したサスペンス『ダンケルク』(9月9日公開)。ノーラン監督が7年ぶりに来日を果たすなど、すでに大きな盛り上がりを見せている本作より、その“究極の映像体験”に迫るメイキング映像が解禁!映像内で監督はフィルム上映について熱く語っている。
第二次世界大戦中、ドイツ軍の侵攻で、英仏軍40万の兵士たちがフランスの港町ダンケルクに追い詰められ、絶体絶命の窮地に。彼らを助けるためイギリス政府によって実行された、軍艦や民間船をも総動員した大規模な救出作戦の様子を活写する。
極力CGを使わず、リアルな映像にこだわることでも有名なノーラン監督。本作では壮大な物語と臨場感を伝えるため、全編にわたり精度の高いIMAXフィルムカメラと65ミリフィルムを組み合わせて撮影を行った。デジタル化が進むなかでも、ノーラン監督はフィルム上映で鑑賞する重要性を訴え続けているという。
公開されたメイキング映像には、監督をはじめ本作のスタッフが登場。フィルムでの撮影についてノーラン監督は「観客はきっと大画面で堪能するだろう。その色彩と画質のクオリティをね。ゴーグル要らずのVR映像、まさに究極の映像体験だ」と、自信をのぞかせている。
また、デジタル上映が主流の昨今“観客に最高の体験を提供したい”という監督たっての希望で、日本では35ミリ本編フィルムでの公開が決定!8月23日(水)実施のジャパンプレミアのほか、9月9日(土)~9月18日(月)に丸の内ピカデリーにて、9月23日(土)より名古屋のミッドランドスクエアシネマでも期間限定上映予定だ。
実際にその場にいるような迫力の映像が味わえる『ダンケルク』。この機会に監督こだわりのフィルム上映を“体感”してみてはいかが?【トライワークス】