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『ゴジラxコング 新たなる帝国』アダム・ウィンガード&『ゴジラ-1.0』山崎貴の日米ゴジラ監督対談実現!

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『ゴジラxコング 新たなる帝国』アダム・ウィンガード&『ゴジラ-1.0』山崎貴の日米ゴジラ監督対談実現!

ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年というビッグアニバーサリーイヤーを迎え、世界各地で“ゴジラ旋風”が巻き起こるなか、「モンスター・ヴァース」シリーズ最新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』が4月26日(金)に日本公開される。それに先立ち、本作が3月29日より北米で上映され、週末興収ランキングで見事、第1位をマーク。この大ヒットスタートを記念し、本作のアダム・ウィンガード監督と、『ゴジラ-1.0』(公開中)の山崎貴監督による“日米ゴジラ監督対談特別映像”が解禁された。

ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携し、『GODZILLA ゴジラ』(14)より展開してきたハリウッド版「ゴジラ」シリーズと、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)の壮大な世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ。続編となった『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(19)は全世界同時公開され、ド迫力の怪獣バトルロイヤルに世界中が熱狂し、大ヒットとなった。続いて2021年には、映画史上で最も有名な2大モンスターの夢の対決が実現した『ゴジラvsコング』が公開され、全世界での累計興行収入が500億円を突破。まさに、ゴジラとコングの激突に相応しい地球規模でのメガヒットを記録した。

2023年には日本で製作されたゴジラ映画の記念すべき30作品目となる山崎貴監督作品『ゴジラ-1.0』が公開され、同年に日本公開した映画では唯一、興行収入60億円を突破した。その勢いは国内にとどまることなく、北米で邦画実写映画の新記録を打ち立て、さらに第96回アカデミー賞でアジア映画初となる「視覚効果賞」を受賞。プレゼンターのアーノルド・シュワルツェネッガーが「GODZILLA!」と受賞を発表したその模様は、「快挙」の言葉とともに広く報道され、世界各地で大きな話題となった。

今回解禁されたのは、日米のゴジラ最新作を監督した2人による、今回限りのゴジラ談議だ。ゴジラへの熱い想いを持つ両者は、自身のゴジラとの出会いやお互いの映画への感想を伝え合った。ウィンガード監督は「ゴジラが長年愛されている理由は、『ゴジラ-1.0』と『ゴジラxコング』を観てもわかるように真逆の作風であること。ゴジラのクールなところは比喩的にもトーン的にもそういう部分。ゴジラ自身が意味を成し、映画を象徴するという点であらゆることに対応できるところだと思います」と話すと、山崎監督も深く共感する。

また、『ゴジラxコング』を観た山崎監督は「ラストの闘いはIMAXで観たら、迫力がすごすぎてみんなすごく興奮すると思います。お互いに凄まじい力を持った者同士の闘いなので、それをIMAXで体験できたら、すごいゴージャスな、映画館に行くべき映画、って思ってもらえるんじゃないかと思います」と、今作の魅力を熱弁。最後には山崎監督が「ゴジラを日米でどんどん盛り上げていきたいので、『これからも頑張っていきましょう!』という気持ちになりました。ありがとうございました」と締め、固い握手と抱擁を交わしあった。

『ゴジラxコング 新たなる帝国』は北米にて3861館で公開初日を迎え、週末3日間(3月29日~31日)のオープニング興収で約8000万ドルを見込んでおり、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、『ゴジラvsコング』の初登場週末興行収入を大幅に上回る、驚異のオープニング興収を上げた。さらに中国では、初日の興収9,680万人民元(1,340万ドル)を記録し、マーケットシェアは80%という驚異的な数字をマーク。イギリスでも初日興収190万ポンド(240万ドル)の好成績を上げ、初登場1位に。インドでは地元ボリウッド映画3作品のオープニングを抑えて興収1位となった。今後も世界中で盛り上がっていきそうなゴジラ旋風から目が離せない。


文/山崎伸子

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