ジャッキー・チェンの超絶アクションを4Kで堪能!最新作で演じるのは“伝説の元スタントマン”|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ジャッキー・チェンの超絶アクションを4Kで堪能!最新作で演じるのは“伝説の元スタントマン”

映画ニュース

ジャッキー・チェンの超絶アクションを4Kで堪能!最新作で演じるのは“伝説の元スタントマン”

世界的アクションスターであるジャッキー・チェンが映画初主演を飾った『タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道序章』(74)から50年、『ドランクモンキー 酔拳』(79)の日本初上陸から45年、ジャッキー生誕70年といういくつもの節目を迎える2024年。ジャッキーの主演映画が4Kでスクリーンに蘇る「ジャッキー・チェン(4K)映画祭」が5月10日より開催中だ。

この映画祭で上映されるのは、『ポリス・ストーリー 香港国際警察』(85)、『サイクロンZ』(88)、『奇蹟 ミラクル』(89)の3作品。『ポリス・ストーリー 香港国際警察』は、ジャッキーが監督・脚本・武術指導・主演・主題歌歌唱を務めた人気シリーズの第1弾で、2階建てバスを駆使したアクションや、デパート最上階から落下するという衝撃のスタントまで、驚き&見せ場の連続!その後の“ジャッキー映画”の方向性を決定づけた作品である。

ジャッキーが最も好きなアクションと挙げけている『ポリス・ストーリー 香港国際警察』
ジャッキーが最も好きなアクションと挙げけている『ポリス・ストーリー 香港国際警察』[c] 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.

ジャッキーが弁護士役という珍しい役で出演した『サイクロンZ』は、化学工場を装う麻薬組織と闘うアクションコメディ。『プロジェクトA』(83)や『五福星』(84)などでおなじみの、サモ・ハン・キンポーユン・ピョウとの“ゴールデン・トリオ“による最後の本格的共演作であり、サモ・ハンが監督を務めた。『スパルタンX』(84)で敵役を演じた、アメリカのキックボクシング王者のベニー・ユキーデが再出演し、ジャッキーとのクライマックスでの激闘は必見!

【写真を見る】ジャッキーVSベニー・ユキーデ!プロ格闘家との”本気バトル“が必見の『サイクロンZ』
【写真を見る】ジャッキーVSベニー・ユキーデ!プロ格闘家との”本気バトル“が必見の『サイクロンZ』[c] 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.

『奇蹟 ミラクル』は、ジャッキーが製作、脚本、監督、主演を務め、フランク・キャプラ監督の『一日だけの淑女』(33)を20世紀初頭の香港に舞台を移してリメイクした作品。ジャッキー自身が最もお気に入りであると語る本作は、ひょんなことから暗黒街の顔役になってしまった男の、笑いあり涙あり、そしてアクションありな娯楽アクション大作に仕上がっている。当時を再現した巨大セットで撮影が行われ、当時の香港映画史上最大の製作費6400万香港ドル(約10億円強)がかけられた。

時計台からの落下スタントがあまりにも有名な『プロジェクトA』
時計台からの落下スタントがあまりにも有名な『プロジェクトA』[c] 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.

今回上映される3作品以外にも、多くの名作で超絶アクションを披露したジャッキー。現在、『プロジェクトA』『スパルタンX』など10作品から、名シーンを惜しげもなく使用した“70秒レジェンド動画”も公開中だ。飛行するヘリコプターから伸びるハシゴにしがみつくなど、ひとつ間違えば大怪我を負うスタントが盛りだくさんな映像になっている。動画の47秒ごろにある、日本の富士急ハイランドを舞台にアトラクションを駆け上がり大観覧車をバックにする『大福星』(85)のシーンも注目だ。

また5月31日(金)からは、ジャッキーの50周年を記念して製作された最新作『ライド・オン』が待望の日本公開。同作でジャッキーが演じるのは、ケガをきっかけに第一線を退いた伝説の元スタントマン。劇中にはこれまでジャッキーが演じてきた命懸けのアクションシーンの数々が使用されており、ジャッキーの“人生の集大成”と呼ぶにふさわしい超大作に仕上がっている。

50周年記念超大作『ライド・オン』は5月31日(金)公開
50周年記念超大作『ライド・オン』は5月31日(金)公開[c]2023 BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD.,BEIJING HAIRUN PICRURES CO.,LTD.

今回の映画祭で4Kとなって色鮮やかに蘇ったジャッキーの“伝説”の数々をその目に焼き付け、来たる最新作に備えよう!


文/久保田 和馬

ジャッキーの新作は、とてつもなく泣けるらしい。『ライド・オン』特集
【PR】