村上虹郎、初のMCに挑戦も「おぼつかず、すみませんでした」
村上虹郎主演映画『二度めの夏、二度と会えない君』の初日舞台挨拶が、9月1日に新宿バルト9で開催され、村上虹郎、吉田円佳(たんこぶちん)、加藤玲奈(AKB48)、山田裕貴、中西健二監督が登壇した。初めて舞台挨拶のMCに挑戦した村上は、最後に「おぼつかずすみませんでした。でも、僕は楽しんでいただけたと信じています」と感想を述べた。
村上は演じた役柄と似ている部分について「不器用な部分ですかね」とコメント。さらに「器用そうな人ほど不器用。不器用だからこそふるまわないといけない。そういうところがあるのかなと思います」と自身について語った。
山田は自分の役について「変なところが似てると思います」と言って笑いを取った。加藤は同質問に「人を客観的に見てるところは自分と似てるなと。(演じた)会長はけっこう真面目なんですが、私はヘラヘラしてて真面目ではない。生まれた時から適当なんです」と話した。ガールズバンド・たんこぶちんでヴォーカルとギターを務める吉田は「そのままなところもあります。歌好きだし音楽も好きだし」と共通点を述べた。
最後に村上は「この映画は世代を選びません。きっと長いこと残っていくんじゃないかなと。こういう学生バンドの映画に、当時19歳で関われて幸せでした」と言って舞台挨拶を締めくくった。
『二度めの夏、二度と会えない君』は、赤城大空の同名小説を映画化した青春ラブストーリー。不治の病を抱えた転校生(吉田円佳)と彼女に恋心を抱く男子高校生(村上虹郎)との夏を描く。【取材・文/山崎伸子】
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