映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」12月公開で実写映画化決定!主演は天海祐希に

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映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」12月公開で実写映画化決定!主演は天海祐希に

廣嶋玲子作、jyajya絵による児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」が、12月13日(金)公開で実写映画化することが決定した。

【写真を見る】主演の天海祐希が、“銭天堂”の怪しげな女店主、紅子に
【写真を見る】主演の天海祐希が、“銭天堂”の怪しげな女店主、紅子に[c]2024映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会

2013年に小説刊行がはじまると、子どもたちの間で瞬く間に人気を博した「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ。現在も継続刊行中で、2024年4月からはシリーズ新章もスタートした。2020年からはテレビアニメ化、アニメ映画化をはたし、2022年には第三回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」にて第1位を獲得。さらに、2023年には舞台化、任天堂Switchでのゲームソフト化、2022年から継続中の西武園ゆうえんちとのコラボなど、多岐にわたるメディアミックスが反響を呼んでいる。また、アジア諸国を皮切りに翻訳出版され、累計発行部数850万部を突破した。

舞台は、老若男女、幸運な人だけが辿り着くことができる、不思議な駄菓子屋“銭天堂”。そこでは、どんな願いでも叶えることのできる「ふしぎ駄菓子」が売られている。そんな銭天堂で店主を務める年齢不詳の怪しい女店主、紅子役に天海祐希が決定した。天海は3時間以上かけて特殊メイクを施し、完璧な紅子へと変身。紅子を演じるにあたり、天海は「紅子役をオファー頂いた時、『私で良いのだろうか』と、少々驚きましたが…とてもワクワクしてしまいました。本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、お子さんはもちろんのこと、大人の方にも楽しんで頂けると思っています」とコメント。

そして監督は中田秀夫が担当。『リング』(98)以降、「スマホを落としただけなのに」シリーズなど大ヒット作品の監督を務める中田にとって、児童小説の映画化となる本作は、新たな挑戦となる。天海の紅子姿について中田は、「天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを『人生のレフリー役』として、優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です!」と大絶賛。また、脚本を『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』(21)、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(公開中)、『きみの色』(8月30日公開)など幅広いジャンルで活躍する吉田玲子が担当する。

今回、初公開となるビジュアル、映像が解禁。ビジュアルには、「猛獣ビスケット」、「型ぬき人魚グミ」、「子守コウモリ」といった思わず興味をかきたてられる「ふしぎ駄菓子」が並んだ店で、飼い猫の墨丸を抱いて立つ紅子が微笑んでいる姿が切り取られている。また映像には、「銭天堂」へ続く路地へ迷い込んだ一人の男の子の姿から、子どもたちの素朴だけど切実な願いに合った、とっておきの「ふしぎ駄菓子」が登場。奇妙な手招きからも感じるただならぬ雰囲気にドキドキする一方で、一度は訪れてみたいワクワクする世界観にどんどん惹きこまれていく。最後には、「幸せになるか、不幸になるかはお客様次第…!?」と意味ありげに微笑む紅子の姿も登場する。


どんな願いでもかなえることのできる「ふしぎ駄菓子」が並ぶ“銭天堂“ではどのような物語が展開するのか?続報に期待したい。

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