黒沢清監督作『Chime』8月に劇場上映決定!チャイムの音によって引き起こされる異変を描く
今年2024年、『蛇の道』(公開中)、『Cloud クラウド』(9月27日公開)を手掛けた黒沢清監督による新作『Chime』が8月2日(金)に劇場上映されることが決定した。
本作は、メディア配信プラットフォームのRoadsteadオリジナル作品第一弾として、「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから作られた黒沢監督初の中編作品。ホラーでもサスペンスでもない極めて純度の高い“黒沢清”の描く恐怖が詰まった作品となり、名バイプレイヤーとして数多くの作品に出演してきた吉岡睦雄が、黒沢監督作の初主演を飾った。また、本作は東京東にある唯一のミニシアター「Stranger」初の配給作品となる。
また、「映画のなかの三大怖いものを詰め込んだ」という本作は、第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に出品され、場内ではスタンディングオベーションを浴び話題を呼んだ。料理教室の講師として働く松岡卓司(吉岡)。ある日、レッスン中に生徒の田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と、不気味なことを言い出し驚くべき行動に出る。次第に松岡の周囲で異変が起こり始めていく…。
はたして異変を引き起こすチャイムの音は一体何なのか?本作の公開に期待が高まる。
文/サンクレイオ翼
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