『インサイド・ヘッド2』日本版エンドソングが彩る特別ミュージッククリップ映像&ピクサー公認特別イラスト

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『インサイド・ヘッド2』日本版エンドソングが彩る特別ミュージッククリップ映像&ピクサー公認特別イラスト

「トイ・ストーリー」、『モンスターズ・インク』(02)、『リメンバー・ミー』(18)など数々の心温まる感動作を贈り届けてきたディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)。このたび、SEKAI NO OWARIが歌う本作の日本版エンドソング「プレゼント」の特別ミュージッククリップと、ピクサー公認の特別イラストが解禁となった。

【写真を見る】大きな転換期を迎えたライリーの頭の中を捉えた『インサイド・ヘッド2』のメインビジュアル
【写真を見る】大きな転換期を迎えたライリーの頭の中を捉えた『インサイド・ヘッド2』のメインビジュアル[c]2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

日本に先駆け全米はじめ世界各国で6月14日から公開されるや、アニメーション史上歴代No.1オープニングとなる歴史的な大ヒットスタートを記録した本作。世界興収は『アナと雪の女王2』(19)の25日間、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23)の26日間を超え、アニメーション映画史上最速となる19日間で10億ドルを突破した。2024年に公開された作品のなかで初の10億ドルを超えた作品となり、コロナ禍以降で10億ドルを突破した映画作品は、日本でも社会現象となった『トップガン:マーヴェリック』(22)や『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23)を含めわずか7本しかなく、まさに映画史を塗り替える特大ヒットとなった。

日本に先駆け全米をはじめ世界で公開されている本作だが、エンドソングにオリジナル曲以外の楽曲を使用することが許されたのは世界で唯一日本だけとなる。自分のダメなところもまるごと愛おしくなるような、頑張る人々の心をぎゅっと抱きしめてくれる優しいラストシーンの感動を彩るSEKAI NO OWARIが生みだした名曲「プレゼント」。監督を務めたケルシー・マンは「SEKAI NO OWARIのみなさんの『プレゼント』は、『インサイド・ヘッド2』にとって完璧なエンドソングです!私たちがこの映画を通じて観客のみなさんに届けたかった最も大切なメッセージは、ダメなところも含めて自分を愛すること、すべての感情はいつか宝物になるということでした。そして、SEKAI NO OWARIのみなさんの楽曲は、そんな映画の大切なメッセージを見事に体現してくれています。こんなにも深く心を打ち、前向きな気持ちにしてくれる楽曲を生みだしてくださったことにとても感謝していますし、日本の観客のみなさんに『インサイド・ヘッド2』の最後で『プレゼント』を聴いていただけるのがとても楽しみです」と大絶賛している。

日本版エンドソングに決まったと聞いたとき、Nakajinは「選んでいただいたのが『プレゼント』なんですよね。『プレゼント』を知ってくれていたんだ」と驚いたことを明かし、Saoriは「『インサイド・ヘッド2』は絶対見に行こうって決めていた。その映画のエンドソングに自分たちの曲がなるっていうのは、初めての経験だったから叫んじゃったよね」と喜びを語った。

解禁された特別ミュージッククリップでは、Fukaseが優しく力強く歌い上げる「プレゼント」にのせて、高校入学という転機を控えた頑張り屋の少女ライリーの頭の中で感情の嵐が巻き起こる様子が映しだされる。ライリーの幸せを子どものころから見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの感情たちの前に、新たに大人の感情、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、「もう、ライリーにヨロコビたちは必要ない」と感情をコントロールする司令部から、ヨロコビたちを追放してしまう。頑張れば頑張るほど、親友とすれ違ったり部活でもうまくいかなかったり、いままでと違う自分に戸惑うライリー。ヨロコビたちの代わりにライリーの感情のコントロールを乗っ取った大人の感情たちの暴走によって感情の嵐が巻き起こり、ライリーは自分らしさを失っていく。

誰かと比べて不安になったり、自分ってダメだなと思ったり…あふれ出る感情を抑えられなくなっていくライリーに、「ひとりぼっちにさせないから、大丈夫だよ」という優しい歌詞が「大丈夫だよ。ライリー」とヨロコビが手を差し伸べるように、そっと寄り添い、心を温かくしてくれる。映像を見たNakajinは「前作では、自分の過去と照らし合わせて考えてしまって、自分にとっては“あの時”が“いまのライリー”だなって、思って見ていました。今作は新しい感情が生まれてくる、そこに自分の人生が今度はどうリンクしてくるのか楽しみになる映像だなと思いました」と映画への期待コメントを寄せた。日本版エンドソングがやさしく包み込む映画の世界をぜひ劇場で味わってほしい。

あわせて解禁となったのは、SEKAI NO OWARIのメンバーの頭の中の感情たちを描いたピクサー公認イラストだ。メンバーそれぞれの横顔シルエットの中にFukaseはヨロコビ、Nakajinはダリィ、Saoriはムカムカ、DJ LOVEはハズカシと、それぞれ違う感情に扮したキャラクターで描かれている。自身がヨロコビで表現されているイラストをみたFukaseは「みなさん、そうは思わないかもしれないですが、素の状態です」と明かし、Nakajinが「朝起きたらヨロコビだもんね」と語る。また、ムカムカで自身が表現されたSaoriは「わたしにピッタリだったんじゃないかな」と話し、「Saoriちゃんはなんだろうね…。やっぱり怒ってるんじゃない?ムカムカかイカリだよね」とFukaseも納得の様子でメンバーだからこそ分かる感情イメージに笑顔を見せた。


大ヒットした前作をはじめ、ピクサーの数多くの傑作を手掛け、監督としてアカデミー賞長編アニメーション賞を最多受賞しているピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ピート・ドクターが新たに仕掛けた“大人が泣ける”名作。どんな自分もまるごと愛おしくなる“あなたの物語”を描く本作をぜひ映画館でご覧いただきたい。

文/山崎伸子

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