伝説のJホラー『亡霊学級』上映会に注目集まる!鶴田法男監督「とてもとても思い入れが深い作品」
つのだじろうの傑作漫画を原作とした伝説のJホラーOV(オリジナルビデオ)『亡霊学級』(96)が、8月17日(土)にデジタルリマスター版として上映されることが19日に発表され、話題を呼んでいる。この評判を受けてPRESS HORRORでは、鶴田法男監督からコメントを入手した。
本作は、1973年に週刊少年チャンピオンにて不定期連載されたつのだによる同名のオカルト漫画を原作に、OV&テレビ「ほんとにあった怖い話」や『予言』(04)などで知られるJホラーの父、鶴田法男監督が1996年に実写化したビデオ専用映画。当時VHSのみで販売され“伝説のJホラー“としてホラー映画ファンの間で根強い人気を誇る幻の作品だった。
今回“真夏の復活上映“と題して、デジタルリマスター版として初の劇場上映が実現。新文芸坐にて8月17日18時から行われる復活上映では、上映後に鶴田監督や主演の宮澤寿梨、水上竜士らキャスト陣が当時の裏話などを語る舞台挨拶が行われる。
ホラーマニアから歓喜の声があがった本上映企画の発表。このたびPRESS HORRORが鶴田監督に感慨を尋ねると、「『亡霊学級』は、かつて「ビデオ&DVDでーた」(現・「DVD&動画配信でーた」)の別冊『DVD&ビデオソフト完全カタログ1997年版』のオリジナルビデオ部門で1位になった作品です。それだけに、読者の皆さんに本当に感謝しましたし、とてもとても思い入れが深いです」とコメント。
「長年『伝説のJホラー』と呼ばれていた本作がデジタルニューマスターで皆さんにあらためてご覧頂けることになりました。是非、劇場にご来場ください」と語り、鶴田監督自身、イベントでファンと会うのを心待ちにしている様子だった。
つのだ自身が「最高の自信作」と語る原作漫画のエッセンスを踏襲した恐怖の学園ホラー『亡霊学級』。“真夏の復活上映“でぜひその恐怖を目撃してほしい。