『スター・ウォーズ』監督がファンに明かしたお気に入りの新キャラは?
人気シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)のスペシャル・ファンミーティングが、9月11日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、来日したライアン・ジョンソン監督と、ファン代表の尾上松也、河北麻友子、C-3PO、R2-D2、BB-8が登壇。監督は本作でのおすすめキャラクターや有名スターのカメオ出演などの情報について話した。
内容について箝口令がしかれている中、映画のストーリーについては詳しく触れられないというライアン・ジョンソン監督。何か1つ情報をここで解禁してほしいと記者から泣きつかれると「僕の映画にも出てくれている仲のいい俳優、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが、エイリアンの声でカメオ出演しています。よく聞いていれば彼の声をキャッチできるかも」と明かしつつ、プロデューサーの目線を気にして「みんなのために、罰を甘んじて受けたいと思います」と苦笑いした。
その後、一般来場者から、昨年12月27日に他界したキャリー・フィッシャーについての質問が上がると、監督はマイクを握り、次のように語った。
「キャリーさんと出会えたことは、この作品で体験したすべてのことの中でのハイライトでした。最後にお会いしたのは、彼女の60歳のお誕生日で、映画を楽しみにしてくれていた。この作品で彼女の美しいパフォーマンスを残してくれたことは心から良かったと思っていますし、彼女にさよならと声をかけられなかったファンに対しても意味深いことではないかと」。
続いて尾上と河北が登場。おすすめの新キャラクターについて聞かれた監督は「ローズかな。演じているのはデビューしてまもない新人ケリー・マリー・トランだ。現場でも太陽の日差しのような方だった。ファンの方にも早く会ってほしいよ」と笑顔を見せた。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーに巡りあったレイの隠された真実が明らかになる。『LOOPER/ルーパー』(12)のライアン・ジョンソン監督がメガホンをとった。【取材・文/山崎伸子】