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D23で怒涛の発表!『トイ・ストーリー5』に実写版『リロ&スティッチ』など今後のディズニーラインナップ総まとめ

コラム

D23で怒涛の発表!『トイ・ストーリー5』に実写版『リロ&スティッチ』など今後のディズニーラインナップ総まとめ

劇場映画もドラマシリーズも待機作目白押し!マーベル・スタジオ作品

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のサム・ウィルソン役、アンソニー・マッキーとケヴィン・ファイギ
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のサム・ウィルソン役、アンソニー・マッキーとケヴィン・ファイギ[c]2024 Getty Images

マーベル・スタジオからはケヴィン・ファイギが登壇し、『デッドプール&ウルヴァリン』の世界的大ヒットを祝った。続いて『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025年2月14日日米同時公開)でサム・ウィルソン/キャプテン・アメリカ役を演じるアンソニー・マッキーをステージに呼び込み、フッテージ上映を行った。ハリソン・フォードが米大統領サディアス・ロス役で出演するほか、「SHOGUN 将軍」での活躍も記憶に新しい平岳大が日本の総理大臣を演じる姿も確認された。『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』(2025年7月25日全米公開)からは、キャストによるビデオメッセージが公開された。リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役のペドロ・パスカル、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役のヴァネッサ・カービー、『クワイエット・プレイス:DAY 1』などに出演するジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役のジョセフ・クイン、そして「一流シェフのファミリーレストラン」などに出演するベン・グリム/シング役のエボン・モス=バクラックが英国で撮影中のセットから姿を表し、期待を募らせる。

「アガサ・オール・アロング」からアガサ役のキャスリン・ハーンら、“魔女たち”が大集結!
「アガサ・オール・アロング」からアガサ役のキャスリン・ハーンら、“魔女たち”が大集結![c]2024 Getty Images

ディズニープラスで配信されるシリーズからは、「ワンダビジョン」のスピンオフの「アガサ:オール・アロング」(9月18日独占配信)のキャスリン・ハーンやオーブリー・プラザが登壇し、『アナと雪の女王』の大ヒット曲「レット・イット・ゴー」を作ったクリステン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペスによる新曲を披露。

「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」から、デアデビル役チャーリー・コックスらキャストが勢ぞろい
「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」から、デアデビル役チャーリー・コックスらキャストが勢ぞろい[c]2024 Getty Images

2025年3月にディズニープラスで全米配信開始予定の「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」からは、デアデビル役のチャーリー・コックス、ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオ、カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォール、フォギー・ネルソン役のエルデン・ヘンソン、パニッシャー役のジョン・バーンサルが登場。続いてライアン・クーグラー監督が登壇し、マーベル・テレビジョンと共同で『アイアンハート(原題)』(2025年全米配信予定)を制作中と報告。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(22)の後の世界を舞台に、若き天才発明家リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーン)が故郷シカゴに戻ってくるという物語だという。

「アバター」最新作に『白雪姫』『リロ&スティッチ』!実写映画の豊富なラインナップ

シリーズ第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』からジェームズ・キャメロン監督、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ
シリーズ第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』からジェームズ・キャメロン監督、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ[c]2024 Getty Images

D23の最終日にディズニーレジェンド表彰を受けたジェームズ・キャメロン監督は、「アバター」シリーズ主演のサム・ワーシントンとゾーイ・サルダナと共に登壇し、3作目のタイトル『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(原題)』(2025年12月19日北米公開)を発表。『トロン』(82)、『トロン:レガシー』(10)に続く『トロン:アレス(原題)』(2025年10月全米公開)からは、ジェフ・ブリッジズ、ジャレッド・レト、エヴァン・ピーターズ、グレタ・リーが登場。洗練されたプログラムであるアレス(ジャレッド・レト)がデジタルの世界から現実の世界へと送り込まれ、危険な任務を遂行する物語で、音楽はロックバンドのナイン・インチ・ネイルズ(NIN)が担当することも伝えられた。

2025年3月21日に全米で公開される『白雪姫』からは、白雪姫を演じるレイチェル・ゼグラーと邪悪な女王役のガル・ガドットが登壇し、新しいフッテージを披露。劇中曲は『ラ・ラ・ランド』(16)、『グレイテスト・ショーマン』(17)のベンジ・パセックとジャスティン・ポールが手掛け、マーク・ウェブが監督を務めている。アニメ『リロ&スティッチ』(02)を実写リメイクする意欲作『リロ&スティッチ(原題)』(2025年夏北米公開)のクリップも公開された。アニメの世界から飛び出し、D23のラインナッププレゼンテーションが行われたホンダセンターにスティッチが飛び込んでくる映像に、会場のファンも大歓声をあげていた。

『フォーチュン・クッキー』(03)の続編『フリーキアー・フライデー(原題)』(2025年全米公開予定)に出演するジェイミー・リー・カーティスとリンジー・ローハンは、息の合った掛け合いを見せた。3時間にも及ぶ新作発表ラッシュを締めくくったのは、実写版映画『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)。バリー・ジェンキンズ監督は、D23に初登場となるリン=マニュエル・ミランダをステージに迎え、新曲と共に映画のフッテージを初上映した。

『ライオン・キング:ムファサ』のバリー・ジェンキンス監督と、音楽を担当するリン=マニュエル・ミランダ
『ライオン・キング:ムファサ』のバリー・ジェンキンス監督と、音楽を担当するリン=マニュエル・ミランダ[c]2024 Getty Images


D23の会期最終日に行われた「ディズニーレジェンド」では、ハリソン・フォード、ジェイミー・リー・カーティス、ジェームズ・キャメロン監督らが表彰されている。3日間にわたり様々なイベントが繰り広げられたD23では、スタジオ設立100周年を経て、エンタテインメントを通して世界の人々に楽しみと喜びを届けようとするディズニーの強い意志が伝わるコンベンションだった。

取材・文/平井 伊都子

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